実はハコの卒対委員の私。
最後の委員会に参加して来ました。
(来月が卒アル渡しのため、最終稿チェック☑️)
集まったお母さんの中に情報通の方がいて。
ハコたちが通った小学校は、地域の中学校が2つの進学先に別れます。
ハコが現在通うA中と、もう一つN中。
その情報通のお母さんにはN中の娘さんがいます。
「ハコちゃんはA中だよね。どう?」
「楽しくやってるみたいよ。うちはハコが1番上だから、定期試験に親が緊張してるよ」
「ミキは部活は楽しいけど、学校はつまらないって言ってるよ」
ミキちゃんは、ハコとソフトボールも一緒にやっていた仲のいいお友達です。
「クラスはどうかしたの?」
「A中はインクルーシブ教育ってやってないんだっけ?N中は今年からやってるんだよ。ミキのクラスにもR小の支援級から来た子がいて、突然大声で叫ぶらしいの。それで何回も授業が中断しちゃうし、学級崩壊寸前らしいの」
ミキちゃんのお母さんによると、支援級もそのまま存在しててそこに在籍して交流にくる子とは別に、普通級在籍の子もいるそうです。
その子がクラスでたびたびパニックを起こしたり、立ち歩いたりしている。しかし普通級なので、特別に支援があるわけではないので、クラスの他の子に影響が出ているそうです。
「タカくんも普通学級なんだよ」と。
↑タカくんはこの時の子。
A小では支援級(知的クラス)に在籍していました。
今日はもう支援級の子の原稿はあがっていたので、支援級の保護者は来ていません。
タロの親としてはこういう話はつらいのですが、ハコの親でもある私はどちらの気持ちも分かります。
ミキちゃんのお母さんは、タロに障害があり通級していることは話していないので、こんな話題になったのだと思います。
定型の子の親からしたら、分けて欲しいって思うよなぁ。障害のある子の親だってそう思ってるんだから。でもインクルーシブ教育賛成派もいます。どちらが正しいとかではない。
でも確実に正しいのは
「子が望む支援をしているか」
その子が普通級で学びたいと言うのなら、それを叶えるべく周りはフォローしなければならない。
他の子だって、初の定期試験で不安と緊張の中にいるのです。そのフォローだってもちろん必要。
周りの大人がその子に合ったフォローをしてあげなくては、みんなが不幸になってしまう。
今年から始めたからと言って、手探りだからと言って、誰かに皺寄せが行ってはいけない。
ミキちゃんたちが安心して、楽しい学校生活を送れるように、早く支援体制が整えばいいな、と思います。