性犯罪に遭いやすいチャートはあるのか？

先日鑑定に来た方から聞かれました。

残念ながら、あります。

そうでないと、まったく無防備なのにそういったことに出会わない人と、用心しているのにそういうことに出会う人がいることの説明がつきませんね。

で、私が注目しているのはこういうとき、火星とリリスです。

金星ではありません。

火星を本人が使えていない場合…これに関しては男性も女性も同じだと思います。以前、裁判の傍聴に行ったら男性が性被害に遭ったという事例がありました。悲しいかな、裁判の争点はそこではなくて薬物だったのですが。

この、火星を本人が使えていない場合というのは、誰か違う人＿＿＿つまり、他人が自分とその人の火星をダブルで使う可能性があります。もちろん相手とのアスペクトもあると思います。だからこそ、恋人や家族からのDVというのが発生するのでね。

でも、それだけではなくて、たまたまそこにいて、妙に縁がある人同士だとそういう被害に遭う可能性がぐんと上がるように思います。

もちろん、加害者と被害者両方の星を見ることは他人である場合ほとんどありえないことなので検証のしようがないのですが。

でも別に、まったく見当違いのことを言ってるわけでもないと思います。

そしてもう一つは、リリスが目立つ場合。

これ、前も書いたと思いますが…

リリスが目立つ人というのは、正当性のある色気ではないというか。だから逆に、こういう人は夜の職業には向いていると思います。ただし、やはりどこか依存的な人とか、なんとなく様子がおかしい人を引き寄せるような気がします。

夜のお店に行く人がみんな様子が変とか依存的だと言いたいのではありません。でも、健全な人は夜のお店にハマりません。適切な距離を取れるはずです。それができない人は、リリスに吸い寄せられている気がします。

見た目の問題ではありません。

例えば女性が痴漢に遭った場合、よく言われるのは「触ってくださいと言わんばかりの格好をしていたのではないか」ということ。まぁ、そういうことがないとも言えませんが、大体においてこれは見当違いなのではないかと思います。なぜか？

こういった性的な犯罪をする人は往々にして気が弱く、それこそ堂々と夜のお店にも行けないような人がほとんどです。実際に傍聴に行った際に、「え、こんな人が？」と思うことが多かったんですよね。もちろん全例を見ているわけではありませんが、それでもやはり、Xなどで出回っている痴漢を見るとあながち方向性として間違っていないのではないかと思います。

そうした人たちは、ある意味で攻撃的な、露出の多い気の強そうな女性をターゲットにはしないのです。だから、痴漢される人は気が弱そうな、いかにも優等生っぽい感じの、黒髪眼鏡前髪ぱっつんみたいな人とか、文科系の感じの人とか、声が小さそうな人を選んでいるはずです。

まかり間違って露出の多い人に痴漢をした場合、「無理なんですけどーーー」と大声を上げられそうじゃないですか？私の偏見ですか？そうですか。

でもこの推察はそう外れていないと思います。

そこへいくと、「触ってくださいと言わんばかりの格好をしていたのではないか」というのがいかに馬鹿げた理論であるか、分かるでしょう。ではなぜか？見るからにナイスバディ、みたいな人ではないのに狙われるのは、街灯に吸い寄せられる蛾的なことなのではないかと思うんですよね。つまり、リリスに引き寄せられていると。

もう一つ、補助的にあるのはジュノーの位置でしょうか。

こういう人はかならず警察沙汰にしますが、しかし警察沙汰にしなければならないようなことが起きる、とも言えるわけで、ジュノーが目立つ人は普段から何かしら自分の主義主張をしておく方がいいと思っています。

ある意味では火星と似たような作用をすることもありますから、嫌なものは嫌だ、欲しいものは欲しいと言っておくことが必要なのです。それが獲得できるかどうかはジュノーにはあまり関係ありません。それはやはり火星の管轄だろうと思います。

ということで、そういう星の配置を持つ方、あるいはそういう星の配置を持つお子さんがいらっしゃる方はどうぞお気を付けください。

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