自分のこだわりを知ることは大事

昨日の講座で出た話。

人間関係においても生活においても、こだわりがない人というのはほとんどいないと思います。

自分なりの「心地よい」があって、快適さを求める人が多いと思うんですね。

なんだけど、例えば人間関係において。

誰にでも親しくして、後々その誰とでもトラブル起こして…みたいな人がいます。

これはドラゴンヘッドや、エリスや、その他もろもろの要因があると思うので原因は一つではないはずですが、こういう人たちに共通するのは「自分は来るもの拒まずです」というポーズをとっていること。

それ自体は全然いいと思うんですよ。

だけどいい加減、自分の合う/合わないを理解しときません？って人はいるもので。

とか言ってる私も割と若い時はその傾向があって、というか私の場合は月木星オポジションがこの大きな原因なんですが、そもそも自分の意にそわない人がいないという概念が抜け落ちているというか。みんなが「善」だと思ってるから、まさかそんな人がいるとは！っていうので斜め上の人と出会ってしまって「えぇ…？」ってなることが多いんですよ。

相手に期待するとか何とかを通り越してますね。

トラブルメーカーになりやすい人は基本的におせっかいというか、良く言えば面倒見が良いのですが、悪く言うと構ってちゃんだし見返りを求めていることが多い。無償の愛からは全く遠いところにいるんですよ。大体真逆。

構ってほしい人は自分が構ってほしいもんだから相手にも構います。そうすると相手からはなんとなく疎ましく思われたり、思ったようなリアクションが得られなくて「こんなにしてやったのに！」みたいになりがち。

そしてエリスが際立つ人の場合はそれを相手とか、相手の周りの人に言いふらすみたいなところがあったりするので、なおさら嫌がられるんですね。

だけどこれは、構ってもらおうとする相手を間違ってるんですよ。

もっと、本当に無償の愛とか、ガーディアン的な人とか、包み込んでくれそうな人とか、そういう人を見極めればいいのにそれはしないで相手に期待しすぎたり、あるいは相手に対する距離感を間違ったりする傾向にあります。

誰にでも承認欲求はあるし、誰にでも構ってほしいという気持ちはあると思います。そうでないと、群れで生活する人間をやっていくのにはかなり不都合です。

トラブルメーカーの人はツンデレのコントラストを間違ってる場合もあります。

そりゃそんな態度取ったら嫌がられるやろｗみたいなのを平気でやったり、逆にそこは甘えるなよｗというタイミングの読めなさというか。

結局は人心掌握ができていないということになるのですが、トラブルメーカーの人はそこから攻撃に転じるからたちが悪い。

しかも自分は間違ってないと強く思うので、結局誰からも相手にしてもらえないし、なぜこんなにトラブルが起きているのか気づかないという悪循環に陥るんですよね。

もし心当たりがある人は、今までどういう態度をとられて嫌だと思ったのか、それは本当にそういう態度をとられたのか、相手の状況はどうだったのか、自分が踏み込みすぎていないか、あるいは不遜な態度をとらなかったか、そうしたことを振り返ると、少しパターンが見えてくるかもしれません。