その人の行動の前提はICにある

アセンダントは行動の初手、初動をあらわしますが、その前提になるものはICにあります。

アセンダント＝行動の動機

IC＝行動の前提

と講座では言っていますが、この微妙な違いが…説明するのがなかなか難しいんですけど。

ICというのはその人の家庭を表す部分でもあるので、本人の土台になっているところであってどのように育てられたのかというハード面。月はソフト面です。

なのでそのようになっているのが当たり前なので「前提」になるわけです。

これは親からの遺伝も表します。

遺伝と言われると肉体的なことばかりに目が行きがちですが、考え方もそうですね。

こないだ大阪のクラスだったかな？ハゲの遺伝の話をしたんですけど(何ちゅう話をしとんねん)、努力も遺伝するとか言われるのはそういうことでしょう。

そういう親の元に生まれてるから、そうするのが当たり前の部分です。

反面教師にする部分もあるかもしれませんが、やはりそのように育てられたらそう育つのが親子関係。

必ずどこかに反映されます。反発するのもある意味では反映かもしれません。

そして、ICは「ルーツ」「祖先」と言われるように、要は上の年代の人たちから脈々と引き継がれてきたものでもあるでしょう。

これらの解釈について、特にサイキック的な意味ではとらえることはしませんが、元をたどればというのはあると思っています。だからあの…ハゲてる家系が代々ハゲてるように…(爆

分かりやすいので例に出していますが、こういう系統のことってたくさんあると思います。職業もそうですよね。職業なんか別に、天皇家以外は自由なんだから好きに選べばいいのに、医者の子供は医者になりやすいし学校の先生の子供は学校の先生になりやすい。私もうっかり、父と同じ職業に一瞬なってました。すぐやめたけど。

逆に言えばこういったことは、環境によるものが大きいということでもあります。

占いを科学的ではないと言って懐疑的にとらえる人の中には「じゃあ双子は同じ人生になるんですかー」なんて言う人もいますが、そもそもクラスが違う、先生が違う、友達が違うので(双子は絶対に同じクラスにはならないですよね)そんなわけないし、そこには選択の自由があるわけですから、双子だから同じ人生になるのか？という質問がそもそも科学的ではありません。

しかし、ある時期にライフイベントが重なる(一方が結婚したころに他方が起業するなど)ことはあるので、そのバイオリズムにおいては影響を受けていると考えざるを得ないでしょう。何を選択しても、そのタイミングはある程度星の通りだということです。

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