時々書いている9ハウスのシリーズ。
7ハウスから見ると3ハウス目にあたる9ハウスですが
これは7ハウスでのとにかく1000本ノックで
いろんな人と関係を構築する段階から、
さらに見識を広めようという動きに流れていくということです。
1ハウスから見た3ハウスは
「情報、コミュニケーション、学習」
ということになりますが
それは7ハウスから見たときにも同じです。
この情報、コミュニケーション、学習を
もっと広い世界でやりましょうということです。
もっと広い世界というのは、
歩いて行ける範囲とか
簡単に仲良くなれる人というだけでなく、
公共交通機関を使わないといけないとか、
何かを通して仲良くなった人とか、
つまりは「他人」を媒介して
(これが1ハウスと7ハウスの違いでもありますが)
達成できるこ3ハウス的なこと、と考えるわけです。
3ハウス自体は一方的で構いませんが
9ハウスはそういうわけにはいきません。
それは、相手を通して物事を見るので、
相手のテリトリーに入ることになり了解が必要だからにほかなりません。
ということは相手の言うことも聞いてあげないといけないし、
一方通行ではダメなんですね。
相手が言ったことを咀嚼して、
そのうえで自分はこういうことがしたいなぁという希望とか、
あなたも一緒にやらない?という働きかけとか、
そういうことが必要になってきます。
これが射手座にも通ずる部分で、
射手座は例えは悪いですが山火事のようなもので
どんどん大きくなり、その力を増していくときに
必ず周囲を巻き込むわけですね。
月が9ハウスにある人は読書や映画鑑賞を好む人が多いですが
これも映画を作ってくれる人や本を書いてくれる人がいなければ
成り立たないわけです。
なので、必ず誰かに巻き込まれているか、誰かを巻き込んでいくわけです。
月の場合は受動的なので巻き込まれるだけでよいですが、
特に太陽や火星が入っている人は、「周りも一緒に」を意識できると
より星も人生も活性化すると言えます。