昔から臭いものには魔除けの効力があると言われている。

嫌なことがあった。
どうしようもないこと。
自宅へ帰る途中です頭が痛くなり、ふと魔除けを思い付く。
ローストビーフを買う。
タレにニンニクを混ぜて食べようと思った。
他にチーズ、納豆、ヨーグルト、くさやの干物。
これだけ食べれば嫌なことも寄り付くまい。
そう思った。
帰って、ビールにハイボール、ワインと摘まみを平らげながら飲んだ。
魔除けの効果はあったようで、家族も寄り付かなくなった。
一人でリビングでチビチビ飲んでいます。
そういえば、くさやの干物の臭いはおへそのゴマの臭いと同じだと発見しました。
ベートーヴェン 序曲「コリオラン」
同 ピアノ協奏曲第4番
ブラームス 交響曲第2番
指揮 ロジャー・ノリントン
ピアノ 河村尚子

初演は用事があり振替えて2日目に聴きに行く。
それも、昨日の用事が済まず、ブラームスは泣く泣く諦めて帰ることにした。
振替えの座席は客席上部の通路に設けた補助椅子で情けない。
空いている客席に座れないものか。
ノリントンのベートーヴェンはやはり面白い。
コリオランってこんなんだったっけ?という感じで聞き入ってしまいました。
もしかしたら、ベートーヴェンの音楽は当時はこんな風だったのかも?と思いました。
時々ビックリさせてくれる打楽器、畳み掛けるように盛り上げる弦楽、スリルのあるテンポで緊張感が高まる音楽は、まるでヒッチコックの映画を見ているみたいでした。
Pコンは、河村さんの若さ溢れるピアノとオケの絡みが新鮮でした。
残念ながら、メインディッシュを頂けず会場を後にしましたが、コリオランだけでも聴けて良かった。
丸ノ内にあるスポーツジムに通っている。
しかし、最近は忙しくて週一回。
今週も忙しく、月曜の夜しか時間が取れなかったのだが、昨夜はジムの前まで行き、気が乗らずに踵を返した。
週末の青少年対策委員会の行事で疲れていたのもあったが、他にも理由がある。
ジムの男性更衣室にあるトイレの個室が脳裏に浮かんだためだ。
先週、この一番奥の個室に籠ったところ、出るに出れなくなった。
ここには、TOTOの最上級の大便器が設置されている。
用を足してお尻を洗っていたら温水シャワーが止まらない。
リモコンボタンの接触不良か何かでずーっとお尻の穴をめがけて噴水が出っ放しである。

暫く我慢して座っていたが止まらない。
我が家でもお馴染みのリモコンなので、リモコンをあちこち弄ってみたがダメ。
少しお尻を持ち上げて、便座に荷重が掛からなければ止まるかと思ったが、これも感知しない。
いきなり立ち上がって蓋を閉めようにもスラックスが情けなく濡れてしまう。
思案にくれて、15分程我慢したあとリモコンを掌で叩いたら止まった。
急いで身支度をし、個室を出た。
あのまま、止まらなかったらどうなったであろう?
ジムのトイレで一晩明かすことになったか?
いや、お客が一人帰ってないと大騒ぎになり、捜索隊が結成されて、個室でお尻を出したままの状態で発見されていたかもしれない。などと考えるとジムのトイレに入るのが怖くなった。
しかし、それをフロントに言わずに帰ったので、トイレを覗くと出るに出られずに個室に籠っている人が居るかも知れない。
そう思うと気の毒になる。
そんなこんなを考えているうちに行く気が失せてしまった。

そう言えば、思い出した。
ウォシュレットがまだ出回る前、初めて見た時に、どうなるのか覗き込みながらボタンを押したことがある。
ウォシュレットで顔を洗った最初の人は私かも知れない。
これが個室恐怖症のトラウマだったか?