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ヤングスーパーマン1-6 不吉な予言②

「不吉な予言①」からの続き。ネタバレです!
 
 
次の日、病院に運ばれたハリーを警察が拘束しに来た。医者と警察官が病室に行くと、そこには年老いたハリーが手錠でベッドに縛られていた。隕石の効果が無くなったのだ。
 
ラナとクラークはハリーが落ちた池にいた。
「ハリーの供述によれば、昔の事件に興味がある若い男にさらわれたそうよ」ラナが話す。
「で、その男は手錠をかけられてたのに抜け出して、ハリーと入れ替わったってのか?」と信じていない様子のクラーク。
池の真ん中あたりまで行くと、クラークの具合が悪くなった。池の底を見ると隕石があった。クラークは「ハリーと話してくるよ」とその場を離れた。
 
クラークはハリーの部屋に行き、あの若い男はハリーだと言う事を本人に話す。ハリーは認めない。
クラークが「僕があなたを見張るからね」と言うと、ハリーはナースコールを押し、「看護師さん、助けて」と笑いながら言う。看護師が駆け付けると豹変し、いかにも弱々しい感じで看護師に助けを求めた。「この少年が私をいじめるんですよ」と。看護師がクラークに出ていくよう言った。クラークは出ていき、ハリーは陰でコッソリ笑った。
クラークも看護師もいなくなった後、ハリーは池に向かい、今度は自分から池に飛び込んだ。また若さを取り戻すために。
 
新聞部の部室ではクロエがハリーについての資料を集めてきていた。それを基にハリーが狙う相手の共通点を探すクラーク、クロエ、ピートの三人。
そこにラナが来た。ハリーがまたいなくなった事を伝えに来たのだ。池で車椅子が見つかったと。
「池には隕石があったぞ」とクラークが言うと、
「タイムマシーンを見つけたわけだ」とクロエが理解した。その時、クロエが新聞で共通点を発見した。陪審員のリストだ。ランドルフ・ゲイジ、イブ・ガーフィールド…二人の子孫が狙いなのだ。
陪審員の名前を見ていくクラーク。何と11番目の名前は「ハイラム・ケント」。クラークのおじいさんだ。ジョナサンが狙われる!
 
ケント農場にハリーが来た。マーサが玄関に出る。ジョナサンは今いないのだ。今度は「ガス漏れの通報があったので来た」という口実だ。ガスの匂いはしないし…と不審に思ったマーサは、
「あら…そう?匂いはしないけど…。いつも点検に来ているカートさんは?」とハリーに聞く。
「休暇中なんです」
「そうなの。ちょっとお待ち下さいね。」
マーサはドアを閉めて、どこかへ電話をかける。が、電話がつながらない。「いつも点検に来るカート」はマーサの嘘だ。それに気付いたハリーは裏口から入りこむ。
「何の用なの?」
「旦那を殺しに来た。旦那の父親に恨みがあってね…」ハリーがマーサに近づく。
マーサは近くにあった花瓶をハリーの頭に叩きつけ、車のキーを掴んで外に出た。車に乗り込もうとするが、タイヤが全てパンクさせられていた。仕方なく納屋に逃げ込むマーサ。家を出てきたハリーに見られた。ハリーも納屋に入り、マーサを探す。
マーサは飼料を入れる建物に隠れていた。外の様子を見ようと窓(?)から覗こうとした瞬間、ハリーが窓からナイフを突き刺す。見つかった!
建物に入るハリー。マーサは上に飼料があるのに気づき、鎖を引っ張って飼料を流す。ハリーが降ってくる飼料にひるんだ。その隙に逃げようとするが、足を掴まれて倒れてしまう。必死に抵抗するマーサ。飼料はどんどん建物にたまっていく。
 
ジョナサンが家に帰ってきた。そこへクラークもやってくる。マーサがいない、車のタイヤもパンクしている。ハリーが来ている事を知った二人は家中を探す。クラークが飼料庫を透視すると、中に人がいるのが見えた。
「母さん!」二人は飼料庫に入り、必死に飼料をかき出す。マーサを見つけるが、息をしていない。ジョナサンが急いで人口呼吸をする。クラークはその間もマーサの体を飼料からかき出す。マーサは息を吹き返し、三人で抱き合った。飼料から出たハリーの手を見つけたクラーク。ハリーの手はみるみる年老いた。
 
 
カサンドラの所にレックスが訪れる。見る必要ないと言っていた未来を見てもらいに来たのだ。何故自分はあの事故で生き返ったのか、何か理由があるはずだと思い直したのだ。カサンドラは見ない方がいいとレックスに忠告した上で手を差し出した。カサンドラの手に触るレックス。
―レックスは白いスーツでホワイトハウスにいる。窓を開けた瞬間、一面ヒマワリが咲いた平野にいた。レックスがヒマワリの香りを嗅ぐ。右手だけに黒い手袋をしているレックス。その右手でヒマワリを撫でると、とたんにヒマワリが枯れだした。どんどんヒマワリが枯れてなくなり、地面には無数の人骨が散らばっている。それを笑いながら見回すレックス。空が曇り、雷鳴が轟く。血の雨が降り注ぎ、レックスの白いスーツを赤く染めていく―
「何が見えました?」と聞くレックス。カサンドラは答えない。レックスが手を離すと、カサンドラは手をぶらんと落とした。死んでいるのだ。
驚いたレックスは看護師を呼び、フラフラと部屋を出ていく。入れ替わりに入った看護師がカサンドラの脈を見て、亡くなった事を確認し、カサンドラの目を閉じさせた。そこにやってきたクラークに、亡くなった事を告げた。
「見たんだ」クラークが言った。
「何を?」看護師が聞く。
「自分の未来を…」

ヤングスーパーマン1-6 不吉な予言①

ネタバレです!
 
 
介護施設に話し相手をするボランティアをしに来たクラークとピート。30時間の地域奉仕が義務づけられているのだ。他にもプールの監視員などがあるが、ラナがここにいる為、クラークが決めたのだ。クラークの話し相手はカサンドラ。未来が見えるというウワサだ。
カサンドラは、指で本を読んでいた。目が見えないのだ。クラークとピートが話しかけるタイミングを無くしていると、カサンドラが口を開いた。
「あなた達二人なの?私の担当になったのは。突っ立ってないでお入りなさいな」
「なんで二人って分かったの?」入りながらクラークが聞いた。
「目は見えないけど、耳は聞こえるわ。足音は二人分だったもの」
「未来が見えるってホント?」ピートのいきなりの質問に顔をしかめるカサンドラ。
「失礼だぞ」クラークが言う。
「あなた名前は?」
「ピート・ロスです」
「じゃあロス。未来を占ってほしければサーカスにお行きなさい」と言った拍子に本を落としてしまう。ピートは本を拾ってカサンドラに渡す。カサンドラは拾ってくれたピートの手を握る。
「家まで歩いて帰ると遠いわ。ポケットを確かめて」
カサンドラに言われ、ポケットを確かめるピート。車のキーがない。車につけたままロックしてしまったのだ。慌てて部屋を出るピート。
一方、ラナの担当はハリー・ボルストン。車椅子に乗っている。ハリーは、ラナに散歩に連れて行ってもらう事にした。
庭にある池を散歩する二人。紅葉が綺麗に色づいている。ハリーはラナに「少し寒い。マフラーを持ってきてくれんか」と頼む。
「もちろん。待ってて」
「優しいお嬢さんだ」
ラナはハリーを残してマフラーを取りに戻った。ラナが去ったのを確認すると、胸ポケットからタバコを出した。隠れて吸う為にラナにマフラーを取りに行かせたのだ。タバコを口にくわえ、ライターを取り出す。が、落としてしまった。
その時、カサンドラが咳こんでしまう。水を差し出すクラーク。カサンドラが受け取ろうとして落とす。グラスが割れる。
と同時にハリーは車椅子から池に落ちた。池に緑の電流らしきものが流れる。ハリーはみるみる若返る。起き上がったハリーは自分の手を見て驚き、やがて笑いだした。池には隕石があった。
放心しているカサンドラ。ゆっくりとクラークの頬に触れ、こう言った。
「あなたの大切な人が死ぬわ。近いうちに…」
 
 
急いでケント農場に帰ったクラーク。両親の無事を確かめた。不思議に思ったジョナサンとマーサがクラークに尋ねると、クラークはカサンドラの事を説明した。が、ジョナサンは本気にしない。
介護施設では、ハリーが看護師の格好でうろついていた。自分の部屋に入り、隠してあった封筒を取り出す。中には新聞の切り抜き。「ハリー・ボルク 殺人容疑で公判。絞殺か」という見出しだ。そしてメモ。「ゾーイ・ガーフィールド、ジム・ゲイジ」という名前が書かれてある。ハリーは鏡の前に立ち、指を拳銃のようにして言った。
「神様が二度目のチャンスを下さった。今度こそ…償わせてやる」
 
喫茶店で働く一人の女性。名札には「ゾーイ」と書かれてある。お客にハンバーガーを出す。その客はハリーだ。ゾーイにコーヒーを頼む。
クラーク、クロエ、ラナが喫茶店に入ってきた。ラナはハリーの行方不明の事で自分を責めていた。三人はハリーの後ろの席に座り、どうやっていなくなったかの可能性を考えた。誘拐?池の鯉が食べちゃった?
それを聞いていたハリーが三人に話しかける。「なかなか面白い説だね。その人、早く見つかるといいね」
その時、ゾーイがコーヒーを持ってきた。ハリーが「優しいお嬢さんだ」と言った。聞いた事のあるセリフにラナが顔をしかめる。
施設に戻ったハリーは、施設にあるピアノを弾いていた。昔メトロポリス音楽院を目指していたのだ。カサンドラが演奏を聞いていて、その腕前を誉めた。カサンドラはハリーに部屋に戻る手伝いを頼む。が、「未来ならもう知ってる」とハリーはカサンドラの手を掴むのを断った。
 
クラークはレックス邸にケント農場の野菜を届けに来た。そこへレックスが車で帰ってきた。何とも荒い運転だ。クラークはカサンドラの予言を思い出し、レックスに注意する。レックスもまた不思議に思い、クラークに「急にどうした」と聞く。クラークはカサンドラの事を話すが、レックスも信じない。クラークはガッカリして「父さんと同意見だな」と言うと、レックスは「そりゃ奇跡だ」と冗談を言った。
 
クラークがカサンドラに会いに行くと、ラナがいた。ハリーの事を責任者に話しに来ていたのだ。そこには警察も来ていて、ラナはハリーの名前がハリー・ボルストンではなく、ハリー・ボルクという名前で、殺人犯という事を聞いたのだという。
ハリーは刑期を終えて故郷であるスモールビルに戻ってきていた。彼の夢はピアニストだった。メトロポリス音楽院に入学を希望していたが、先生が推薦しなかった。自分の夢を壊されたから、先生の夢である息子を殺したのだ。
 
男が部屋でテレビを見ていた。と、停電になった。ブレーカーが落ちたのかと思っていたら、電気会社の者を装ったハリーが来た。「この先で送電事故があったので、配電盤を確認させて下さい」と言うハリーの嘘を信じた男が家の中に入れる。
「表札にジム・ゲイジとありましたが、ランドルフ・ゲイジさんの親戚ですか?」とハリーは世間話を装う。
「ランドルフ・ゲイジは私の父だ」
「新聞で見ましたよ。訃報に町で最初の車販売店を開いたと。」
「いい記憶してるねえ、今じゃ3店舗あるんだよ」
「お父さんのお陰で人生バラ色ですね」と話しながら、工具箱を開けピアノ線を取り出すハリー。
 
カサンドラは部屋にいた。入口に立っていたクラークに話しかける。
「部屋に入るの?それとも入らないの?クラーク」
「なぜ僕だって分かったの?」部屋に入るクラーク。
「目が見えない分、他の感覚が鋭いの。昨日あんな話をしたから、もう来ないと思ってたわ。座ってちょうだい」クラークは椅子に座り、カサンドラは自分の話をした。
カサンドラは、家の裏に落ちた隕石の閃光で視力を失った。それから未来が見えるようになったという。
クラークは「どう生きていけばいいのか、答えが知りたくて」とカサンドラに話す。カサンドラは近くに座るよう言い、クラークの手を握る。すると未来が見えた。クラークは雨の降る墓地にいた。クラークを囲うように墓石が立っている。墓石に刻まれた名前はジョナサン、マーサ、ロス、クロエ、そしてラナ。「嘘、嘘だ!」と叫ぶクラーク。手を離して立ち上がる。相手にも見えた事に驚くカサンドラ。クラークは急いで部屋を出た。
 
次の日の朝、ジョナサンとマーサに昨日見た未来を話すが、またしても信じてもらえなかった。仮に本当だとしても、未来を変えられるのは自分しかいない。とジョナサンが励ますが、クラークの気持は暗いままだ。
 
施設の庭でカサンドラがデイリー・プラネット新聞の点字版を読んでいると、レックスがやって来た。クラークの謎について教えてもらいに来たのだ。が、カサンドラは断った。見えるのは触った人の未来だけで、その人の謎などは分からないからだ。カサンドラはレックスに手を差し出す。レックスは未来は自分で切り開くものだと思っているので、手には触れずに帰った。
 
夜、クラークの家の納屋にクロエとピートが集まる。新聞に載った記事の事でだ。ジム・ゲイジという男が目隠しされ、ピアノ線で絞殺された。これはハリーの手口と同じだ。クロエが昔のハリーの写真が載った新聞の切り抜きを出す。喫茶店で会った男にそっくりだ。孫なのか、タイムマシーンができたのか…。まずハリーの部屋で手掛かりを探すことにした三人。施設へむかう。
 
ハリーは喫茶店でピアノを弾いていた。ゾーイが店番だ。閉店なのでハリーに帰るよう言うが、掃除する間ショパンを聴かせるから、コーヒーをもう一杯、と粘る。ゾーイは仕方なく了承し、店の鍵をしめ、閉店のパネルを出した。 
施設についた三人。廊下を歩いていると、カサンドラに見つかる。
「クラーク、あなたでしょ?」
クラークはカサンドラの所へ行き、クロエとピートは先にハリーの部屋に行く。カサンドラはクラークがこの前慌てて出ていったきりなのを気にしていた。それに未来が相手にも見えたのはクラークが初めてだったのも気にしていた。実はクラークを前から知っていたという。クラークが普通の人じゃないという事も。色んな人の未来にクラークが現れていたからだ。その人たちを救う姿が見えたのだ。それがクラークの使命だと言い、手を差し出すカサンドラ。クラークは恐る恐る手を握る。すると、ハリーがゾーイを襲うところ、少女が燃える家の中で泣いているところ、横転して燃え始める車の下敷きになって苦しんでいる男、馬の顔がついたネックレスなどが次々と見えた。
「今のは誰?」と聞くクラークに「あなたに助けを求めてる人たちよ」とカサンドラが答える。カサンドラには断片しか見えないので、詳しい事までは分からない。クラークは「何とか頑張ってみます」と椅子から立った。カサンドラは「あなたの秘密は守るからね」と言った。
クラークはハリーの部屋に行き、二人に収穫があったか聞いた。が、あるのは古い新聞の切り抜きだけだった。クラークもその切り抜きを見る。と、そこにはさっきのビジョンで見た女性の写真が。胸には馬の顔がついたネックレス。クラークは急いで部屋を出る。
 
ハリーはピアノの上でナプキンにギリシャ語で「親の罪は子があがなう」と書いた。それをゾーイに見せた。
「ゾーイ・ガーフィールドさん。君のおばあさんのイブは去年亡くなったよね?俺は大ホールでピアノを演奏する運命だったんだ。なのにその未来を君のおばあさんに壊されたんだ」ピアノ線を手にまくハリー。「だから…君を壊す」ゾーイに襲いかかる。
クラークが扉のガラスを割って入ると、ハリーは包丁を持ち出し、ゾーイに突きつけてクラークを近づかせないようにした。後退りしながら店を出るハリー。だがクラークもスーパースピードで先回りする。
向こうからトラックが走ってきた。ハリーはゾーイを車の前に突き飛ばす。クラークがゾーイに覆いかぶさり、その上をトラックが通過した。クラークの背中にトラックの腹がこすれ、火花が散る。トラックが止まり、心配して降りてきた運転手にゾーイを任せ、クラークはハリーを追った。
行き止まりでハリーを探して見回すクラーク。後ろからハリーが包丁をふりかざし、振り向いたクラークを刺そうとするが、胸で包丁は粉々に割れた。クラークはハリーの腕を掴み、投げ飛ばした。ハリーは車の上に落ち、気絶した。
 
 
続く。
不吉な予言②へどうぞ。

ヤングスーパーマン1-5 温もりを奪う男②

「温もりを奪う男①」からの続き。ネタバレです!
 
 
クロエは新聞部室で作業をしていた。廊下で物音がしたので、ショーンかと思い部屋を出る。すると、廊下には花びらがまいてある。クロエは「たどって来いって事?手が込んでるわ」と嬉しそう。その花びらをたどってみる事にする。
 
一方クラークは、喫茶店の前に車を止めてもらい、ラナに喫茶店で待つよう頼む。訳が分からないといったラナに、「後で説明するから」と言って行ってしまった(今説明しても良さそうなもんだけど…?)。
 
花びらをたどっていくクロエ。プールにたどり着いた。ドアには「Come in please(中にお入り下さい)」と書いてある。入ってみると誰もいない。しばらくプールサイドを歩くと、ショーンが入ってきてドアの鍵をしめた。顔色はまた真っ青だ。
「どうしたの?」とクロエが聞く。
「ごめんクロエ。こうするしかないんだ。寒くて…人間の温もりじゃなきゃ駄目なんだ」とクロエに近づく。クロエは後退りし、プールに落ちてしまった。泳いで逃げるクロエ。ショーンは水面に手をかざし、水温を奪う。みるみる凍っていくプール。クロエは反対側に泳ぎ着き、プールから上がろうとする。が、片足が凍ったプールに残ってしまった。抜け出せない。
そこに駆け付けたクラーク。ドアをこじ開け、プールの氷を壊してクロエの足を出す。クロエを逃がし、振り向くともうショーンはいなかった。
 
クラークとクロエは部室に戻り、ショーンの事を調べた。脳細胞の損傷で体温が保てなくなったのではないかと仮定した。
「後は警察に任せて帰ろう」とクロエに言った。
「クラーク、これだけは信じてよね。デートを邪魔する気はなかったのよ」
クラークの顔色が変わる。「ラナが危ないかもしれない」
 
ラナは喫茶店で待っていたが、ホイットニーが来たので送ってもらう事にした。
クラークは喫茶店に駆けつけたが、もうラナはいなかった。と、喫茶店の電気がついたり消えたり不安定だ。ショーンの仕業だと思ったクラークは、ショーンを探す。
発電所ではショーンが電気から温もりを得ていた。
 
レックス家でも停電になったが、自家発電に切り替わった。ジョナサン夫妻と話し合いの最中だった。ジョナサンはまだレックスの援助を断っていた。
「問題は自分で解決しろと父に教育されてるんでね」と言うジョナサンに、
「当時とは時代が違うし、あなたのお父さんだって昔、政府からの補助金を貰ったからこそ助かったんですよ」とレックスは机から書類を出して見せた。ジョナサン夫妻は知らなかったようだ。その書類を見た。
そこまでするレックスに理由を尋ねると、クラークに助けてもらったからだという。
レックスはジョナサンに聞いた
「お父さんは家族の将来の為にプライドを捨てた。あなたにはできますか?」
 
ホイットニーとラナは車で帰る途中だ。雰囲気が悪い。ラナにクラークとの事を聞いたのだ。ラナはデートじゃないと言うが、ホイットニーは割りきれない。
「ホイットニー、危ない!」前を見ると、ショーンが道の真ん中で手を振っている。ホイットニーはブレーキをかけ、ハンドルをきる。車は道を外れ、段差に落ちて止まった。
ショーンは寒くてあまり動けないようだ。
ラナは車が落ちたショックで足をひねったらしい。ホイットニーはラナに肩を貸すと、近くにあるレックス邸へ急いだ。(お姫様抱っこはスーパーマンしかして駄目なのかな?)
レックスとジョナサン夫妻はまだ話し合いの途中だった。そこへラナとホイットニーが現れ、マーサは「クラークはどこ?」と心配する。
 
クラークはスーパースピードで探しまわっていた。壊れたホイットニーの車を見つけ、中を見る。と、後ろからショーンに腕を掴まれ、クラークは体温が奪われた。体温が戻り動けるようになったショーンは、凍って倒れたクラークをまたいでレックス邸に向かった。
 
レックス邸では、ジョナサンが家に電話をかけていた。留守だった。心配するマーサだが、ジョナサンは大丈夫だと励ます。
ホイットニーとラナは暖炉で暖まっていた。レックスが温かい飲み物を二人に差し出し、「デートは残念だったね」とわざと言う。
と、電気が不安定になる。ショーンが来たのだ。発電機を凍らせて止めてしまう。レックスが止めるのを聞かず、ジョナサンは玄関を、マーサは発電機の様子を見にいく。
マーサが発電機を見に行くと、ショーンが待っていた。近づこうとした瞬間、復活したクラークに阻止された。クラークはショーンを投げ飛ばし、その後を追う(何でスーパースピードで追わない)。ショーンを探していると、後ろからショーンに襲われ、また体温を奪われる。
「お前を始末したら、次はお前の母親、父親…そしてラナだ」
カッとなったクラークは「指一本触れさせるもんか!」とショーンを近くの湖に投げ飛ばした。ショーンが湖に落ちた途端、湖が凍った。ショーンは凍った湖に閉じ込められた。
 
 
次の日、ジョナサンが納屋でバイクの修理をしていると、レックスがやって来た。ジョナサンは結局、レックスの援助を断り、銀行に借金する事にしたのだ。
「僕は本当にあなた方の手助けがしたいだけなんです。気が変わったら連絡して下さい」そう言ってレックスは帰った。
 
学校ではクラークがラナをみつけ、昨日の事を謝った。
「クラーク、待ってたのよ」
「行ったんだけど、一足遅かったみたいだね。ごめんよ、いきなりいなくなって」
「いいのよ」
「また、今度どこかに行かないか?土曜日は?」
「土曜日は…ホイットニーと約束があるの。反省したみたい」
授業のベルが鳴った。授業に向かうラナを呼び止めるクラーク。
「ラナ。何故ホイットニーと付き合うんだ?」
少し考えた後、ラナは言った。
「いてほしいときにいつもいて…私を守ってくれるから、安心なの」
痛い所を突かれた。クラークはいてやれなかったからだ。
ラナは授業へ向かう。クラークはずっと立ち尽くしていた。