最終章への道・・・。 -51ページ目
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社会人~

入社当日、やる気も無し、取り合えず行っとけノリで会社へGO!


ついた瞬間、「なんじゃコレ?」。今にも壊れそうな会社。


住宅会社でこんな会社で成り立つのか・・・。入社して役職は現場監督。


かっけー、現場監督って。言ったら現場のトップだ!


取り合えず、先輩と現場廻り。その当時の俺は、茶髪の頭はツイストパーマ。


学生気分が抜けてなく、現場の大工と初対面。


まず、挨拶しなきゃと思い。「ご苦労様です!」と一言。


「・・・・。」 無言。


聞こえてないかと思い、もう一度大きな声で挨拶!


「・・・・。」 無言。


あれ?シカト? なんで?


先輩は楽しげに大工さんとお話中・・・。


そして、気を使ってくれた先輩から、「今年の新入社員、よろしく頼みます!」と一言。


それを聞いた大工が、「そんな頭で現場監督か!」と嫌味を連発!


その時やっと気づいた、俺の格好が気に食わないからシカトかと。



なんだ、こいつ!俺は現場監督やぞ!と心で思い、しかたなくく無言で現場から撤収。


車内でビミョーな空気が流れるまま、会社へ戻る時に先輩から一言。


「気にすんなや、大工はあんな感じの人が多いから。最初は皆お前と一緒や。」


俺は心の中で、なめんな!と思いつつ、素直に「ありがとうございます!」と一言。


これから大変だなーと思いながら、そろそろ6時になるので帰る準備を・・・。


でも、皆は一向に帰る気配もなく、戸惑う俺。


そこで、先輩から一言。


「この会社、定時は8時だから・・・。」


「え!?8時?」



そう、この会社は朝の8時30分から夜の8時までが定時でした。


なんだそれ?ここは刑務所か?


俺はしぶしぶ、8時まで待つ事に、そして帰宅・・・。


家についた瞬間。「やめよう、こんな会社。」と思いながら、疲れてたので爆睡。


次に日も、その次の日も・・・。毎日がダルい。遊びたい・・・。何がしたいのか解らない。


毎日、意味不明に現場に出て、大工にシカトされ、夜遅くまで残り、給料は一般より低く・・・。


現場監督って何?全然かっけくねー。早く辞めたいこんな会社。 


そう思う、新人現場監督時代・・・。   次に続く

高校~専門学校

19年の人生で一番悩んでみようと試みた。


自分自身に問い詰めた・・・。


俺はどんな人生を歩んできたのか。どんな幸せを望んでいきたいのか。そして何をしたいのか。


答えは出てこない。そんな時、小学校の時を思い出した。


あの頃したかった事・・・。何かを作る事。


とりあえず、地元に戻り何かをしよう。そうだ、どうせ作るなら大きな物。


そうだ、建物を作りたい。そう思うと、取り合えず必要な物・・・・。



資格だ!



でも、勉強なんてしてないし大学は無理だ。せめて、専門学校なら・・・。


さっそく願書を提出し、受験へ・・・。



もちろん合格!なかなか専門学校で落ちる人はいないからね。


これから、建築を学び、世界の建築王になるんだ!


そう、意気込みだけは人以上。これからの自分を変える為にも・・・。



入学式を終え、いざ入学すると自由でとっても楽しい学生生活。


タバコ・お酒、なんでもOK!その環境になれ、ドンドン遊びにはまる俺・・・。



当時、クラブ全盛期で毎日のようにクラブに遊びに行き、ダンスを始め、イベントに出て、毎日が夢のような2年間を過した。


専門学校2年の終わり、そろそろ就職活動をしなきゃダメだと思い、学校の掲示板に張ってある某建築関係の会社へ面接。


トークだけは人並み以上に覚えてたので、トークを活かし一発合格。


これから始まる波乱の社会人生活も知らないまま・・・。次に続く

生い立ち~高校まで

思い起こせは、俺の人生はなかなかイバラの道であった・・・。


小学校の時母親をガンで亡くし、男4人兄弟の3男と言う一番いらん子に生まれ、小5でグレ始め、中学の時は手の付けられない状態になった・・・。


喧嘩、暴走、様々な悪いことをしたあげく、このままで良いのかと思った16歳のある日。


人生変わるなら今だと思い、1年遅れで望んだ高校受験。


勉強はまったく出来ず、最初から入試は無理だと思い、叔父さんのいる県外へ・・・。


そこで、裏口入学という素晴らしい出会いに感謝し、いざ高校入学。


県外の高校で、しかも学年が一つ上の生意気な奴・・・。


クラス全員からの必要以上のシカトのイジメ。イジメてた方からイジメられる側に・・・。


そして、クラスの半分以上との喧嘩で停学。


「俺の人生なんだったんだろう。」



その時感じた失望。そして未来への不安。


人生変える為に高校へいったのに・・・。何かを変えないと、変われない。


そんなことを思っていた時に出合ったスポーツ。それはラグビー。


喧嘩以上の興奮を覚え、3年間ひたすらラグビーに集中!そこで手にした 県選抜候補選手の座。


初めて頑張って手にした勲章。慶びをかみ締め、いざ合宿へ・・・。


そこで味わった屈辱。


「君は年が19歳だからダメだよ」の一言。


「じゃー呼ぶなよ、調べてから声かけろよ」と心で叫んだ。


悔しくて、やりきれなくて、どうしようもない状態。


これが自分が歩んできた道の答えだと思い、人生を振り返る事に。


自分の歩んだ結果がコレか・・・。俺は中学の頃と今と何が変わったのだろう・・・。


喧嘩が強くなれた?学校に毎日行けるようになれた?短気が直った?


そんなのクソもやくにたたねー。やっと、普通の人間レベルじゃねーか。



俺の19年の人生はなんだったんだろう・・・。19年たってやっと人並みの人生。


そう思った瞬間涙が出てきた。


自分という人間がなんて小さい人間なのか、暴力や喧嘩でしか心を伝える事ができない人間。



悲しい、苦しい・・・。誰か助けて・・・。


その瞬間、叔父さんが昔言っていた事を思い出した。


小学校の時に亡くなった母親の病棟日記の事を・・・。


すぐに叔父さんの家に向かい、病棟日記を借りた。



母親の病棟日記


○月○日 もう一生直らないと言われた。辛いです。子供が心配です・・・。


○月○日 Y君(俺)が病院にお見舞いに来てくれた。あの子は甘えを知らないので、これからが心配です。

       でも元気な顔を見れてよかった。


○月○日 Y君が大きくなる姿を見たかった。もうダメかも・・・。




これを呼んだ時、涙が枯れるほど泣いた。こんな病気で辛い時に俺の心配を・・・。


今の自分は何なんだ! 何をやっているんだ! 自分が情け無い・・・。


記憶は少ししかないけど、優しかった母親の顔。そして、今まで頑張って育ててくれた父親。



ここで本当に人生を変えなきゃと感じた19歳の夏・・・。次へ続く

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