原題:A Man Called Otto(2022年)
評価:★★★★☆
【STORY】
オットー(トム・ハンクス)は、近所を散策して少しでもルールを破った者を見つければ説教するなど、不機嫌な態度や厳格すぎる言動で町の人々に嫌われていた。しかし実はオットーは、妻に先立たれ、仕事も失い、孤独と絶望にさいなまれていたのだった。自ら命を絶とうとするオットーだが、そのたびに向かいの家に越してきたマリソル一家の邪魔が入り、思いを遂げることができない。マリソルから小さい娘たちの子守や車の運転を頼まれたオットーは、彼らとのやりとりを通してある変化を感じる。(シネマトゥデイ)
【CAST】
トム・ハンクス
マリアナ・トレビーニョ
マヌエル・ガルシア=ルルフォ
レイチェル・ケラー
etc,,,
フレドリック・バックマンの小説を原作にしたスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』を、『幸せへのまわり道』などのトム・ハンクス主演でリメイク。
町で一番の嫌われ者だった男の人生が、向かいに暮らす一家との交流を通じて変化する姿を描く。
監督は『プーと大人になった僕』などのマーク・フォースター。ドラマシリーズ「クラブ・デ・クエルボス」などのマリアナ・トレビーニョ、『スイートガール』などのマヌエル・ガルシア=ルルフォのほか、レイチェル・ケラーらが共演する。
とにかく死にたくて常に眉間に皺を寄せている不機嫌男を見事好演しててさすがトム・ハンクスだなぁと。
オリジナルも観たことがあって、内容はまぁ同じなんだけどでもとても良かったって感じました。
不機嫌だし気難しいしなんだこのクソジジイ!って思うけど、関わるうちにうちに秘められた優しさが沁みてくる感じ。
それにこういうご近所付き合いも良いなーって。干渉しすぎ感もあるかもしれないけど、一人暮らしのおじいさんにはこれくらい賑やかな方がいいかも。
奥様との過去の思い出を合間合間に挿入してフラッシュバックみたいにして見せるのも良きでした。最後は持病で亡くなってしまうけど、親しい人に見守られて、悲しいけど良い終わりでした。