原題:Città violenta/Violent City/The Family
(1970年)
評価:★★☆☆☆
【STORY】
カリブ海に浮かぶバージン諸島で恋人のヴァネッサとバカンスを楽しんでいる最中、何者かに車で追い回されることとなった一匹狼のプロの殺し屋ジェフ。激しいカーチェイスと銃撃戦の末、彼は撃たれて警察に捕まるはめに。やがて刑務所から釈放されたジェフは、自分を襲撃した犯罪組織と姿を消したヴァネッサの行方を追ってニューオーリンズへと向かうが、いまやヴァネッサはなんと、組織のボス、ウェーバーの愛人となっていた…。
【CAST】
チャールズ・ブロンソン
ジル・アイアランド
テリー・サヴァラス
ミシェル・コンスタンタン
ウンベルト・オルシーニ
etc,,,
「さらば友よ」と並ぶブロンソンの代表作で、公開当時世界的なヒットを記録した。
一匹狼の殺し屋が、愛した女を自ら狙撃するまでの物語。
暗黒街のボスと裏で通じるこの女を、殺し屋が何度も危機を乗り越えつつ追いつめていく。
照準器付きのライフルを武器に、暗黒街で淡々と生きてきた孤独な殺し屋をブロンソンが見事に演じており、緊迫した展開とあいまって最後まで飽きさせない。
出演は「雨の訪問者」に夫婦で共演したチャールズ・ブロンソンとジル・アイアランド、「女王陛下の007」のテリー・サヴァラス、「キャンディ」のウンベルト・オルシーニなど。
古いなー、セリフ少ないなー、とまず思ったよね。
ヴァネッサ役のジル・アイアランドってチャールズ・ブロンソンの実の奥様だったんですね。離婚されてますがずいぶんと綺麗な方が妻だったのね。
何度も裏切られても何度も許してしまう、典型的なダメ男だなって印象。「あの女にかかるとお前は腑抜けだな」って言われるのも仕方ない。笑
でもラストのエレベーターの中にいるのを一発で仕留めるのはさすがだったな。「新米だなぁ」とか言ってジェフも死んじゃうのかい。
古き良き時代の映画を観たなぁー。