原題:Tears of the Sun(2003年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
ナイジェリアでクーデターが起き、反乱軍によって大統領一家が殺され同国は深刻な内戦状態に突入する。アメリカ政府は、まだナイジェリア国内に残るアメリカ人全員の速やかなる救出を決定。ジャングルの奥深くで難民の治療に当たっていた女医リーナ・ケンドリックスの救助には、米海軍特殊部隊シールのウォーターズ大尉が向かうことになった。任務遂行率100%を誇るウォーターズは7人の精鋭とともに苦もなくリーナのもとに到着する。ところが、リーナは難民を見捨てて自分だけ助かることはできないと、その場を離れることを頑なに拒否するのだった…。(allcinema)
【CAST】
ブルース・ウィリス
モニカ・ベルッチ
コール・ハウザー
イーモン・ウォーカー
ジョニー・メスナー
ニック・チンランド
etc,,,
ナイジェリアを舞台にしたドラマ・アクション・戦争映画。アントワーン・フークア監督。
当初は『ダイ・ハード4.0』の企画として進められていたが、アフリカにおける石油利権問題と民族浄化というテーマ性の深さから独自企画に変更されたものである。
過去に見たことある作品ですが記事書いてませんでした。地上波放送していたので復習がてら再見。
2022年の3月に「失語症」発症したこともあって引退を表明したブルース・ウィリス、今月中旬には「認知症」の診断を避けたことを発表していましたね。
こういう残忍なことには胸が痛むけど、ロシアとウクライナの争いが思い浮かんで、もう1年も経ってしまったんだと思うと悲しいな。
脱出地点まで村人たちと頑張って歩いてきたけど、対象者はリーナだけだからってみんなを置いてヘリで飛び立つシーンは酷いと思うけど仕方ないのかなぁって。結果命令違反で引き返すわけですが。
リーナ医師だって生半可な気持ちで仕事してるわけではないのはわかるけど嘘ついたり隠し事したり勝手な行動することによって今度は軍の命が危険に晒されるわけだからそれってどうなの?って思わずにはいられず、モヤモヤっとすること間違いなしではありました。
最後は村人と医師の救出は最高、でも犠牲も多くてはたしてこれはめでたしか?と思いつつ、まぁブルース・ウィリスが出てたからよしとするかな。