原題:In the Heights(2020年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
ニューヨークの片隅にある街、ワシントン・ハイツ。祖国を離れてそこに暮らす人々は、ストリートに繰り出しては歌とダンスに興じていた。うだるような暑さだった真夏のある夜、大停電が発生。進学、仕事、恋で悩みを抱えながらも夢に向かってまい進していた若者4人の運命が、停電をきっかけに思わぬ方向へと動き出す。(シネマトゥデイ)
【CAST】
アンソニー・ラモス
コーリー・ホーキンズ
レスリー・グレイス
メリッサ・バレラ
オルガ・メレディス
ダフネ・ルービン=ヴェガ
etc,,,
『モアナと伝説の海』などに携ったリン=マヌエル・ミランダによるブロードウェイ舞台劇を、彼自身の製作で映画化したミュージカル。
ニューヨークの一角に暮らしながら、自分の夢を追いかける青年たちの姿を映し出す。
メガホンを取るのは『クレイジー・リッチ!』などのジョン・M・チュウ。『アリー/スター誕生』などのアンソニー・ラモス、『ブラック・クランズマン』などのコーリー・ホーキンズのほか、レスリー・グレイス、メリッサ・バレラなどが出演する。
第62回トニー賞で4部門を制した傑作ミュージカルを映画化、ミュージカル映画が好きなので気になっていた本作をこの度鑑賞。
『ウエスト・サイド・ストーリー』を観たときも思たけど、ドミニカやプエルトリコの移民系と呼ばれる人たちの歌やダンスのパワフルなこと!!ラップが多い印象でしたがかっこいい!いろんな街並みを映しながら進む物語、行きたくなっちゃう。
上映時間はちょっと長めではありましたが、代わる代わるいろんな楽曲が押し寄せてきて飽きることなく、またただ楽しいだけでなく移民が抱える問題を考えさせられるような内容になってるのは好感が持てました。それが合わない方もいるようですが。
停電までのカウントダウンと上昇し続ける気温が気になっていたのですが、ついに停電。忍耐と信仰を胸に頑張ってきた過去を歌い上げてアブエラが亡くなってしまうところは悲しみ。
宝くじが当たったらって歌ってる9万6000って繰り返してるところ結構好きだったし、当選者が現れなかったって語ってて、最後の最後で当選くじ出てきて、ここでかー!って。ずっとビーチで語ってたからウスナビは故郷に帰ったと思ったのに、ここが故郷っていきついたのね。住めば都?なかなか良かったです。