評価:★★★★★
【STORY】
南の島を舞台に感動のファンタジーを贈ります。それは、海に選ばれた少女モアナの物語。幼いころの“ある体験”がきっかけで海と運命的な絆で結ばれた彼女は、やがて世界をひとつにつなぐ大海原へ――それは、誰も想像できない神秘に満ちた冒険の始まりです。(ディズニー公式)
【CAST】
アウリィ・カルバーリョ(モアナ)
ドウェイン・ジョンソン(マウイ)
テムエラ・モリソン(トゥイ)
レイチェル・ハウス(タラおばあちゃん)
ニコール・シャージンガー(シーナ)
ジェマイン・クレメント(タマトア)
アラン・テュディック(ヘイヘイ)
etc,,,
『アラジン』『ヘラクレス』などのロン・クレメンツとジョン・マスカー監督が再びタッグを組み、南太平洋に伝わる不思議な伝説を基に描くアニメーション。
14歳の新人のアウリイ・クラヴァーリョがヒロインモアナ役に抜擢された。
イタリアでは“モアナ”という名前がポルノ女優を連想させてしまうとかなんとかでオセアニア(Oceania)というタイトルに変更、またスペインではヒロインの名前もタイトルもヴェイアナ(Vaiana)に変更になったそうです。
日本での公開は3月10日ですが、ここアメリカでは11月23日より公開上映中ってことで一足お先に観てきちゃいました!!
上映前にはいつものようにショートフィルムが。
“Inner Workings”というもので、考えさせられるものがあって、数分の中のストーリーなのに濃い内容でさすがだなってなりましたね。
本編はというと、『ファインディング・ドリー』を観ても思ったのだけど、海の映像が綺麗すぎる!美しすぎる!!そして個性的なキャラクターがまた出てきて、このアイデアの数々さすがだなぁなんて。とりえず鳥のヘイヘイやばい(笑)個人的にはココナッツかぶった海賊たちカカモラの可愛さは異常だと思ったけどね。
おばあちゃんのタラもすごいいい人で、泣かせてくれますね全く。
てか、カニ?のところに向かうときの岩の島、岩が六角形でイギリス北アイルランドにある“ジャイアンツ・コーズウェー”みたいな場所でしたね!
マウイを演じたのはドウェイン・ジョンソン。めっちゃいい歌声で!!
歌もとてもキャッチーで、これを日本語にしたらどうなるのかも楽しみ!!
デミゴッド(半神半人)の彼、いろんなもの変身できるんだけどその中で一瞬だけあのアナ雪のキャラクター、スベンが登場するのね。劇場にいたほかの人も思わず「あっ!」って言ってた。笑
みんなそれぞれの葛藤の中で成長するのはお決まりだけどやっぱり胸にぐっとくる。マウイの過去も悲しかったし、「I'm nothing without my hook.」ってセリフも悲しかった~。
なによりも心を奪われたテフィティのラスボス感がまじでハンパなかった。普通に怖いわ。ああいうマグマのキャラを観るとどうしてもペプシのCM思い出してしまう(笑)
でも元の姿に戻って、自然と一体となる感じはショートフィルムの『南の島のラブソング』(原題:Lava)を思い出させました。
これといった悪役もいなければ恋愛ものでもない今回のディズニーですが、知らない世界へと出ていく冒険心、とっても良かったです!!