原題:Unhinged(2020年)
評価:★★★★☆
【STORY】
寝坊した美容師のレイチェル(カレン・ピストリアス)は、息子のカイル(ガブリエル・ベイトマン)を学校へ送りながら職場に向かう途中、大渋滞に巻き込まれてしまう。いら立つ彼女は、信号が青になっても発進しない前の車にクラクションを鳴らして追い越すと、ドライバーの男(ラッセル・クロウ)は後をつけてきて謝罪を要求する。彼女がそれを拒否し、息子を学校に送り届けガソリンスタンドに寄ると、先ほどの男に尾行されていることに気付く。やがて、レイチェルは男の狂信的な行動に追い詰められていく。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ラッセル・クロウ
カレン・ピストリアス
ガブリエル・ベイトマン
ジミ・シンプソン
オースティン・P・マッケンジー
etc,,,
運転中のささいなトラブルが思いも寄らぬ事態へと発展するサスペンススリラー。
信号で言い合いになった見知らぬ男から、執拗(しつよう)に追跡されるシングルマザーの恐怖を描く。
あおり運転をエスカレートさせる謎の男をオスカー俳優ラッセル・クロウが演じ、『スロウ・ウェスト』などのカレン・ピストリアス、『チャイルド・プレイ』などのガブリエル・ベイトマンのほか、ジミ・シンプソン、オースティン・マッケンジーらがふだん出演。『幸せがおカネでふだん買えるワケ』などのデリック・ボルテがメガホンを取った。
こういうのが題材の映画があるってことは海外でもあおり運転は問題になってるんだなって思うし、簡単にぷつんといく人が増えたような気もする。
原題のUnhingedは、(精神的に)不安定な、動転したなどの意味がある。
邦題がダサいのでなんかなって感じですが、ラッセル・クロウが出てるので気になって観ました。上映時間少ないけど見応えある映画でした。
普段から私も車を運転するので、本当に気をつけなきゃなって思いました。自分はそんなつもりなくても相手を怒らせるかもしれないし、法定速度守ってるのに遅いってあおられることもあるし。
でも死ぬまでやめてくれないのかなって思う反面、もう頭にきてとにかく相手を追い詰めることに執着しちゃうんだろうな。
とりあえず観てて思ったのは早く警察に行け!!それ以外の何者でもなかったです。途中のガソリンスタンドで気にかけてくれた男性は轢き逃げされたのほんと気の毒過ぎたし、弁護士は刺し殺されるし、ていうか息子を迎えに行くな!!学校に事情説明して学校に警察呼んでか構ってもらっとけ!!って感じでまぁ突っ込みたいところはある。
ラッセル・クロウ演じる男が簡単に人を殺すのでびっくりするし痛々しいし。最後目にハサミ刺さってるのにまだ起き上がってくるラッセル・クロウが怖すぎました。
警察来てもう帰って良いですよって言われてもあんなことあった後に車で帰るの怖すぎるだろ!って思ったら車にぶつかりそうになってまたなの?!ってなったけど気をつけましょうねって感じの終わりだった。なかなかハラハラしました。