教授のおかしな妄想殺人 | Let's watch a movie, shall we?

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2009.02.16~ Blog開始

原題:Irrational Man(2015年)

評価:★★★☆☆

【STORY】
アメリカ東部の大学。孤独で気力のない哲学科の教授エイブ(ホアキン・フェニックス)は、ある日不快な判事についての話を聞く。自分がその判事を殺害するという完全犯罪を妄想した途端、よどんでいた彼の人生は鮮やかに色づき始める。一方、エイブのことが好きな教え子ジル(エマ・ストーン)は、教授が奇妙な殺人妄想に夢中になっているとは知らず、恋心を募らせていくが……。(シネマトゥデイ)

【CAST】

ジェイミー・ブラックリー

ホアキン・フェニックス

パーカー・ポージー

エマ・ストーン

ベッツィ・アイデム

イーサン・フィリップス

 

etc,,,

 

ミッドナイト・イン・パリ』など数々の傑作を生み出してきた巨匠ウディ・アレン監督が、人生における不条理さを独自の考えのもとに描いたブラックコメディー。

 

人生とは何かがわからなくなった哲学教授が奇妙な生きがいを見つけたことで、生きる喜びを取り戻していくさまをつづる。

 

犯罪計画に新たな生きる目的を見いだす主人公には、アレン監督とは初タッグとなるホアキン・フェニックス。彼に恋心を抱く女子大生を、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』などのエマ・ストーンが演じる。

 

 

生きる活力を殺人を通して見出していく教授・・・。死を通して生を見つめなおすことはもちろんあるけどね、それが妄想で終わらないっていう。エイブに惹かれていくジルの感じも正直どこに魅力感じてるんだろって思うし、彼氏がいるのに一人に絞れないのよねってなんだそれって。

 

最後の終わり方が怖いっていうかなんていうか、二人でデートしたときにもらった懐中電灯でジルは命拾いしてエイブは死ぬことになり・・・。因果応報なのかな。とりえあずジルは調子のいい女だなって思ってしまったけど。

 

キャストがいいので観ていたけど、やっぱりウディ・アレン監督っぽい癖のある映画でした。

 


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