原題:Noah(2014年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
夢の中で世界滅亡を意味するかのような光景を目にしたノア(ラッセル・クロウ)。それが神からのお告げであり、全世界を飲み込むほどの大洪水がやって来ると悟った彼は、その日から家族と共に一心不乱になって巨大な箱舟を造る。さらに、生命を絶やさぬようにと、この世の全ての種類の動物を次々と箱舟に乗せていく。だが、ノア一家の前に不安に駆られて箱舟を奪おうとする者たちが立ちはだかる。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ラッセル・クロウ
ジェニファー・コネリー
レイ・ウィンストン
エマ・ワトソン
アンソニー・ホプキンス
ローガン・ラーマン
etc,,,
旧約聖書の創世記に記された「ノアの箱舟」の物語を実写化した大作。
大洪水による世界滅亡を知らされた男ノアとその家族が、ある重大な使命を全うしようと巨大な箱舟の建造に乗り出していく。
メガホンを取るのは、『ブラック・スワン』などの鬼才ダーレン・アロノフスキー。ノアにふんするラッセル・クロウを筆頭に、ジェニファー・コネリー、アンソニー・ホプキンスら、実力派スターが共演する。壮大な物語はもちろん、大洪水の描写にも息をのんでしまう。
2014年度(第35回)ラジー賞においては最低監督賞、最低スクリーンコンボ賞、最低脚本賞、最低リメイク・盗作・続編賞の4部門でノミネート候補リストに入った。
宗教的な観点からいろんな批判があったりした作品のようですが、ノアの箱舟という有名な話こうして映画で観れてよかったとは思います。
地上の浄化と称して、大洪水によって人間を始末しようとする神、でも種の存続は大事だから動物たちは船に乗せて~って。結構怖い話。舟に乗ろうと迫ってくる人間たちを殲滅する場面は残酷極まりない。洪水で死ぬ前にだいぶな人間が殺されちゃって、惨いなぁと。
ノアの神の意志を全うしようとするところや、家族を思う心とか愛とかで揺れてるのを見てると、人間って複雑~とも思ったりして。でもこうすべきって周りの意見(ここでは神)に従うことよりも自分の心に従うことのほうが大事だったりするよねって話かな。