原題：Modern Life Is Rubbish（2017年）
評価：★★★☆☆
【STORY】
レコード店でロックバンド・ブラーのアルバムを選んでいるときに出会い、恋に落ちたミュージシャンのリアム(ジョシュ・ホワイトハウス)とナタリー(フレイア・メイヴァー)。ナタリーは、成功をつかもうと奔走するリアムを支えるために、レコードジャケットのデザイナーになる夢を後回しにして広告会社で働く。だが次第にすれ違いができて別れを決意した二人は、レコードやCDなど思い出の詰まった品々を整理する。（シネマトゥデイ）
【CAST】
フレイア・メイヴァー
ジョシュ・ホワイトハウス
ウィル・メリック
マット・ミルン
トム・ライリー
etc,,,
ミュージシャンを目指す青年と恋人のラブストーリー。2009年の同名の短編映画を基にしています。
メガホンを取るのは、テレビシリーズなどを手掛けてきたイギリスのダニエル・ジェローム・ギル。
『エッジ・オブ・スピード』などのジョシュ・ホワイトハウス、『アナザー』などのフレイア・メイヴァーらが出演。レディオヘッド、スピリチュアライズドといったブリティッシュバンドの楽曲が使用されている。
原題にもなっている“Modern Life Is Rubbish”はイギリスのロックバンド、ブラーの2ndアルバムのタイトルと同じ。
物語はいたって普通というか、王道のラブストーリー。出会って愛し合って、でも別れがあって、失ってから大切さに気付いて、みたいな。でも安定した物語なので観やすかったです。
フェスのときの喧嘩の場面はあるあるだなぁって。「男の言うイエスはそのままの意味だけど、女の言うイエスは不満とかの含みがある」とな。当たり前や！！本音を言って喧嘩になったりするのを避ける優しさでもあるし、多くの男性がめんどくさいと思うだろう“察してくれ”というものなんだから。夢追いの芽が出なくて将来も不安な彼氏に現実を突きつけてキレたくもなるわな。
リアムがアナログなレコードやCDへのこだわり、熱い思いを語っているところはよかった。確かに今はデジタル配信ばっかりだけど、CDの良さもあるんだなぁなんて。
すったもんだあったけどやっぱりくっつく。結局結ばれないよりは良いけど、今度はしっかりやれよ！って気持ちになったのなんでだろう？彼が泣き虫さんだからかな？笑
