アップグレード | Let's watch a movie, shall we?

Let's watch a movie, shall we?

外国映画専門
映画は娯楽のみにあらず

感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Upgrade(2018年)

評価:★★★★☆

【STORY】
近未来で妻のアシャ(メラニー・ヴァレジョ)と穏やかに生活していたグレイ・トレイス(ローガン・マーシャル=グリーン)は、突如現れた正体不明の組織に襲われる。妻は殺され、グレイは一命を取り留めるが、全身がまひしてしまう。悲しみに沈む中、ある科学者から実験段階にある人工知能チップ“STEM”を肉体に埋め込む手術を提案され、彼は受けることにする。やがて彼は体を動かせるようになったばかりか、驚異的な身体能力を得る。(シネマトゥデイ)

【CAST】

ローガン・マーシャル=グリーン

ベッティ・ガブリエル

ハリソン・ギルバートソン

メラニー・バレホ

サイモン・メイデン

 

etc,,,

 

『パラノーマル・アクティビティ』『パージ』シリーズなどに携ってきたジェイソン・ブラムがプロデューサーを務めたSFアクション。

 

謎の組織に妻を殺され全身まひになった男が復讐に挑む。

 

 

メガホンを取るのは『ソウ』シリーズや『インシディアス 序章』などのリー・ワネル。『インビテーション』などのローガン・マーシャル=グリーンをはじめ、メラニー・ヴァレジョ、スティーブ・ダニエルセンらが出演する。

 

自動運転車が制御不能になったら怖いなって思わせる冒頭、そしてそのまま事故を起こして妻が殺されるというなかなかショッキングシーンからの始まりで引き込まれました。

 

四肢麻痺の人が機能不全の神経経路補助のチップによって再び動けるようになるって技術は未来に実際できそうなそんな気がして、でもそのチップが自我をもって体を乗っ取るのは怖すぎ。

 

 

最初こそ“ステム”はグレイが許可しない限りはグレイの意思でしか動かなかったわけですが、許可したときのステムのパワーがやばすぎて。ナイフで口元ザクっとするところグロすぎ。ハッカーによって制御機能を失くしてからはもうステムやりたい放題。

 

技術が進歩しまくりの近未来映画はいろいろあるけど、身体に銃を埋め込まれた人とかくしゃみで唾液?が小さな武器となって飛び出して殺せたり、なんかもう人間というかなんというかな技術の進歩怖い。

 

最後はステムに完全に身体だけではなくてグレイの人格が乗っ取られてしまって・・・。でもグレイは心の中では平和な情景を見ててね。AIで世界は便利になるけど人間にとって代わってしまう恐ろしさを見た感じ。こういう終わり方は新鮮。

 


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