原題:Pride & Prejudice(2005年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
18世紀末、女には相続権がなくイギリスの田舎町に住むベネット家の母親は、5人の娘たちの行く末を心配していた。ある日、近所の豪邸に大金持ちで独身男性のビングリー(サイモン・ウッズ)が引っ越してきた。(シネマトゥデイ)
【CAST】
キーラ・ナイトレイ
マシュー・マクファディン
ドナルド・サザーランド
ブレンダ・ブレシン
ロザムンド・パイク
ジュディ・デンチ
etc,,,
本日例年よりも2ヶ月ほど遅れてアカデミー賞授賞式がアメリカロサンゼルスで行われていましたね。
そこまで今回注目してなかったけどそのうちまとめ記事書こうと思っています。
さて、「ブリジット・ジョーンズの日記」の基になった、ジェーン・オースティンの小説「自負と偏見」を美しい田園風景を背景に映画化したラブストーリーを本日はご紹介。
原作はこれまで何度も映像化されているジェーン・オースティンの小説。この作品は『高慢と偏見』『自負と偏見』などの日本語訳題で親しまれてきたが、この訳題が付けられたのはこの映画が初。
主演は『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』でブレイクしたキーラ・ナイトレイ。監督は本作が長編デビュー作ながら見事にこの名作を描ききったジョー・ライト。オール・イギリス・ロケで撮った由緒ある豪邸の数々も要チェック!
キーラ・ナイトレイはこの映画で第78回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。他に美術賞・衣装デザイン賞・作曲賞でも候補になった。
“高慢と偏見”という言葉は耳にしたことがあるので知っていましたが、どういう内容なのかは知らずに、この映画も気になってはいたけどこれまで観たことなくて、今更ながら初鑑賞。
地位や財産とかにばかり価値が置かれて、女の幸せは結婚みたいなこういう時代無理すぎるなって。ベネット家の母がそういうの露骨すぎる方で余計に観ててなんか不快感。でもエリザベスの言いたい事がんがん言うのはこの時代の女性らしからぬ感じでよかった。
ダーシーがただの嫌な奴っぽく見えていたからいきなりエリザベスに愛の告白するところは急すぎてそんな素振りなかったじゃん!ってめっちゃびっくり。こういう勘違いが相手を偏見の目で見てしまう要因になるわけですれ違ってしまったりするんだろうな。嬉しいはずのプロポーズ断るなんて!!
でも最後はなんやかんやありながらも二人が結ばれてよかった。理性が強すぎるエリザベスだから自分の感情に素直になって父にダーシーを愛してるって話すところはなんかジーンときた。とりあえず娘を想うお父さんがいい人すぎてな。
なんか貴族とかお堅い話かと思っていたので、思ったより楽しめたのでよかったです。