原題:Midnight Sun(2017年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
太陽の光線に過剰反応する“XP(色素性乾皮症)”という難病を患う17歳のケイティ(ベラ・ソーン)は、幼いころから日中は父親と二人でずっと家にこもっていた。夜しか外出できない彼女のたった一つの楽しみは、毎晩駅前でギターを手に歌うことだった。ある日、ケイティはチャーリー(パトリック・シュワルツェネッガー)と出会い……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ベラ・ソーン
パトリック・シュワルツェネッガー
クイン・シェパード
ケン・トレンブレット
スレイカ・マシュー
etc,,,
YUI主演の『タイヨウのうた』(2006年)をハリウッドリメイクしたラブストーリー。
病を抱えた少女と夢を諦めた青年の愛の物語を紡ぐ。
ドラマ「シェキラ!」などのベラ・ソーンと、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子パトリック・シュワルツェネッガーがカップルを演じ、『ミラクル・ニール!』などのロブ・リグル、『戦場のジャーナリスト』などのクイン・シェパードらが出演。監督は『ステップ・アップ』シリーズなどのスコット・スピアー。
この映画で取り上げられている“色素性乾皮症”とは、常染色体劣性遺伝性の光線過敏性皮膚疾患。一般に紫外線 (UV) には、細胞内の遺伝子である遺伝子を損傷する作用がある。遺伝子に損傷を受けると、その細胞はがん細胞となる可能性が高まる。通常、紫外線の照射により遺伝子が損傷を受けても、すべての細胞が死んだり、がん細胞となったりする訳ではないが、色素性乾皮症患者では、この遺伝子損傷部位を修復する機能が遺伝的に低下しているため、遺伝子レベルの損傷が固定化され、異常細胞、すなわち、がん細胞の増殖に繋がり、皮膚がんが発生すると考えられている。色素性乾皮症の患者さんの割合は日本では人口2万2千人に1人。
日本の『タイヨウのうた』は公開時に映画館で観たなぁってなんだか懐かしくなりました。昼夜逆転していれば生活できるにしても、通常時は昼にみんな活動してるから交友関係とかも難しいわけで。たくさんの我慢を強いられると思うとその苦労は計り知れない。
シュワちゃんの息子、パトリック・シュワルツェネッガーが出てるんですが、イケメンですねぇ。くしゃっと笑った顔が似てるよね。
最後日の光を浴びてるところがなんか切ないけど素敵な場面でした。そして曲ね、もういなくても近くに存在を感じられるような終わりはなんか暖かくて。悲しいだけじゃない感じでよかったです。