原題:Coraline(2009年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
コララインは両親と新しい街に引っ越して来るが、二人とも仕事が忙しくてちっとも自分にかまってくれず不満に思っていた。一人で外出すると、ワイビーという少年が黒猫と共にどこからともなく現れ、また姿を消す。コララインは退屈しのぎに築150年のアパートの探検を始め、その最中にレンガで封印された小さなドアを発見する。(シネマトゥデイ)
【CAST】
ダコタ・ファニング(コラライン)
テリー・ハッチャー(ママ)
ジョン・ホッジマン(パパ)
イアン・マクシェーン(ボビンスキー)
ドーン・フレンチ(ミス・フォーシブル)
ジェニファー・ソーンダース(ミス・スピンク)
etc,,,
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』の鬼才、ヘンリー・セリック監督が手掛けるダークで幻想的なアニメーション。
世界中で愛されている同名のニール・ゲイマンのファンタジー小説を映画化し、パラレルワールドに迷い込むヒロインの冒険と成長を生き生きと描く。
ちょっと生意気な主人公の声を担当するのは名子役、ダコタ・ファニング。日本語吹き替えは榮倉奈々さん。1コマごとに人形やセットを動かしつつ撮影するストップモーションアニメを、さらに3Dにした驚異の映像を目に焼き付けたい。
ヒューゴ賞を受賞、アニー賞では作品賞を含む8部門にノミネートされ、ゴールデングローブ賞アニメ映画賞にノミネート。同年の2009年5月にはミュージカル化されオフ・ブロードウェイで公演された。
この映画もう11年も前になるのね。公開当時の記憶が鮮明なのはたぶんこの映画を少し怖いと思ったからなんだろうな。目がボタンなのと不気味なストップモーションの奇妙さが絶妙だもんね。
このステイホームな感じと勝手なアニメーション映画週間でなければ観なかったであろう映画ですが、冒頭のほうで虫を素手でたたき殺すところが気持ち悪すぎて、しかも手にぶつぶつ残っちゃってるじゃん!っていうね。
ずーっと不気味な怖さが続くの観てて大人の私が早く終わらないかなって思っちゃったくらいなので、子供が観るってなるとなかなか怖いんじゃないかと思います。寝るのとか小さな扉が怖くなりそう・・・。
恐怖に打ち勝って本当の世界に戻るわけですが、覚えているのは自分だけ。悪い夢にうなされてただけなのかなって思いたくなる物語・・・。いやぁ、すごかったです。普通に怖いから子供向けでいいのか?笑