原題:The Wolf of Wall Street(2013年)
評価:★★★☆☆
【STORY】
学歴や人脈もないまま、22歳でウォール街の投資銀行で働きだしたジョーダン・ベルフォート(レオナルド・ディカプリオ)。巧みな話術で人々の心を瞬く間につかみ、斬新なアイデアを次々と繰り出しては業績を上げ、猛烈なスピードで成り上がっていく。そして26歳で証券会社を設立し、約49億円もの年収を得るまでに。富と名声を一気に手に入れ、ウォール街のウルフという異名で呼ばれるようになった彼は、浪費の限りを尽くして世間の話題を集めていく。しかし、その先には思いがけない転落が待ち受けていた。(シネマトゥデイ)
【CAST】
レオナルド・ディカプリオ
ジョナ・ヒル
マーゴット・ロビー
マシュー・マコノヒー
ジョン・ファヴロー
カイル・チャンドラー
etc,,,
実在の株式ブローカー、ジョーダン・ベルフォートの回想録『ウォール街狂乱日記 - 「狼」と呼ばれた私のヤバすぎる人生』を原作としたマーティン・スコセッシ監督実録ドラマ作品。
1980年代から1990年代のウォール街で、若くして大金を稼ぎ、その後証券詐欺の容疑で逮捕された彼の栄枯盛衰を見つめていく。
監督と主演は『ディパーテッド』『シャッター アイランド』などでコンビを組んできた、マーティン・スコセッシとレオナルド・ディカプリオ。事実とは思えないほどのジョーダンのエピソードもさることながら、ジョナ・ヒルやマシュー・マコノヒーら、実力派の共演にも注目。
ドラッグ、乱交、汚い言葉のオンパレードでかなり過激でぶっ飛んだ話でこれが実話というのだから驚き。ウォール街だから証券のお堅めの話かと思ってたのにちょっと刺激が強すぎました・・・。
ちょっとした場面だけど、ジョーダンのお父さん通称マッドマックスが電話が来てキレて出たら普通に対応して電話切ったらまたキレるのなんかわかる!ってなった。忙しい時に電話来てめんどくさいこと頼まれたとき私もそうなるなって。笑
言葉巧みですごいなぁ、やり手だな~って思うと同時にやってることは詐欺では?と思うことが多々あり、あのみなぎる自信がすごい。クズを極めるとこんな感じなのかな?
マーゴットのヌードもすごいし、胸に乗せた薬を吸って「choo choo」って汽車やってるレオ様のいかれ具合もすごかった。その他ラリってよだれまみれの呂律も回ってないレオ様のぶっ飛び具合はすごかったけど・・・。ああやって薬物の過剰摂取で死んじゃうのかなって思った。汗
いろんな欲にまみれた映画で有り余るエネルギーと勢いはすごい感じた。上映時間は3時間近くで結構長いのだけど最後まで勢いそのままで駆け抜けてとにかく濃い時間でした。