パトリオット・デイ | Let's watch a movie, shall we?

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感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Patriots Day(2016年)

評価:★★★★☆

【STORY】
2013年4月15日。アメリカ独立戦争開戦を記念して毎年開催されるボストンマラソンで、ギャラリーの歓声を受けながら多くのランナーが疾走していた。そしてすさまじい爆発音がとどろき、煙が吹き上がる。街がパニックに包まれる中、FBIは爆発をテロと断定。ボストン警察のトミー(マーク・ウォールバーグ)は、捜査の指揮を執る捜査官リック(ケヴィン・ベーコン)らFBIとぶつかり合いながらも共に犯人を追う。やがて、黒い帽子の男と白い帽子の男の存在が捜査線上に浮かび……。(シネマトゥデイ)

【CAST】

マーク・ウォールバーグ

ジョン・グッドマン

ケヴィン・ベーコン

J・K・シモンズ

ミシェル・モナハン

 

etc,,,

 

2013年に発生した、ボストンマラソンを標的にした爆弾テロを題材にした実録サスペンス。世界を震撼させた同事件の解決に奔走した者たちの姿を追う。

 

監督は、『バーニング・オーシャン』などのピーター・バーグ。『ディパーテッド』などのマーク・ウォールバーグ、『COP CAR/コップ・カー』などのケヴィン・ベーコン、『バートン・フィンク』などのジョン・グッドマンらが出演。事件当時の実際の映像も盛り込み、緊迫感をより際立たせている。

 

 

この事件のことはもちろんしっかり覚えています。この時期世界各地で爆破テロが起きていたように記憶しておりますが、犯人逮捕に奮闘した人々や、被害にあいながらも強く生きている市民たちのこと、改めてこうして観れてよかったです。

 

実際の映像を盛り込んでいることもあり、爆破の衝撃であったり、傷ついている市民が画面に映し出されるのはなかなか衝撃。

 

二度の爆発もさることながら、すぐ近くに犯人もいたというのが驚き。その犯人も若い青年なんだから恐ろしい。次はニューヨークと言っていたなんて言うのも怖いし人質を取って車で逃亡していたのは知らなかった。

 

 

犯人の顔を公開するのかしないのか、街が見つけてくれるっていうのもそうだし、逆に刺激しちゃったり思い違いだったらっていうのもわかるしとにかく観てて緊迫する場面が多くてハラハラ。街中で銃撃戦もあって怖すぎ。まさかボートに隠れたんだなぁ。

 

最後には実際に被害にあった人たちや犯人逮捕に奮闘した捜査官などが出てきてインタビューに答えていてくれているのですが、その中で印象に残ったのが
 

「大事なのはその街の人々を、被害者ではなく。平和の大使として考えることだ」

 

って言葉。手を取り合って強く生きる姿は本当に平和の象徴としてたたえられるべき。こんな悲しいことが起きない平和な世の中であってほしいと願うばかり。

 


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