復讐捜査線 | Let's watch a movie, shall we?

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感じることは人それぞれ、それって素晴らしい

2009.02.16~ Blog開始

原題:Edge of Darkness(2010年)

評価:★★★★☆
【STORY】
ある日、ボストン警察殺人課に勤務するトーマス(メル・ギブソン)の自宅の玄関先で、彼の娘が射殺されるという悲劇が起きる。腕利きの刑事である彼は自ら捜査に乗り出し、やがて娘が勤めていた軍事企業に絡む巨大な陰謀にたどり着く。自分の目の前で最愛の娘の命を奪われたトーマスは、度重なる捜査妨害や命の危険も顧みず突き進み……。(シネマトゥデイ)

【CAST】
メル・ギブソン
レイ・ウィンストン
ダニー・ヒューストン
ボヤナ・ノヴァコヴィッチ
ショーン・ロバーツ
デヴィッド・アーロン・ベイカー

etc,,,

『アポカリプト』などで監督業に励んできたメル・ギブソンが、『サイン』以来およそ9年ぶりに主演を果たしたアクション・サスペンス。

娘を殺された父親が、強大な組織に果敢に挑む執念を映し出す。


1985年製作のイギリスのテレビドラマ「刑事ロニー・クレイブン」を、同シリーズを手掛けたマーティン・キャンベル監督が自らの手でリメイク。スリリングな展開と共に、復讐の鬼と化した父親を演じるメルの危機迫る姿が目に焼き付く。

冒頭から最愛の娘がなくなるんだけど散弾銃で殺されるというかなり衝撃的な始まりで結構ショッッキングでした。

久しぶりに再会した娘が何かを言いたげにしてた時に亡くなって、メル・ギブソンの感情がどっかいったような目力の強さは迫真ですごい。どんなときもジンジャエールをお願いするあたりもなんか切なく感じちゃって。


全体を通してシリアスだし、いろんなことが絡んでるんだけどややこしくなるわけでもなくて最後まで引き込まれて楽しかったです。

冒頭の娘が撃たれるのもそうだけど車に轢かれたりいろいろ残酷描写は多いかも。激しいアクションシーンがあるわけではない復讐劇が渋くていい。牛乳浴びせるところとかすごい。

最後は自分も撃たれるし被曝するしでボロボロの状態で病院のベッドに横たわってるんだけど、娘が向かいに来て寄り添って病院から出て行くのは気が晴れて安らかになれたのかなぁなんて思って、悲しい終わりではあるんだけどすっきりでもありました。


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