原題:Lion(2016年)
【STORY】
インドのスラム街。5歳のサルーは、兄と遊んでいる最中に停車していた電車内に潜り込んで眠ってしまい、そのまま遠くの見知らぬ地へと運ばれて迷子になる。やがて彼は、オーストラリアへ養子に出され、その後25年が経過する。ポッカリと人生に穴があいているような感覚を抱いてきた彼は、それを埋めるためにも本当の自分の家を捜そうと決意。わずかな記憶を手掛かりに、Google Earth を駆使して捜索すると……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
デヴ・パテル
サニー・パワール
ルーニー・マーラ
デヴィッド・ウェナム
ニコール・キッドマン
アビシェーク・バラト
etc,,,
『英国王のスピーチ』などのプロデューサー、イアン・カニングが製作に名を連ねたオーストラリア・アメリカ合衆国・イギリス合作の実録ドラマ。
サルー・ブライアリーのノンフィクション本『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』を原作とし、幼少時にインドで迷子になり、オーストラリアで育った青年が Google Earth を頼りに自分の家を捜す姿を追う。
メガホンを取るのは、テレビシリーズや短編などを手掛けてきたガース・デイヴィス。『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラ、名女優のニコール・キッドマンらが顔をそろえる。
第89回アカデミー賞では、作品賞、助演男優賞(パテール)、助演女優賞(キッドマン)、脚色賞、撮影賞、作曲賞の6部門にノミネート。2017年のオーストラリア映画協会賞では最多12部門にノミネートされ、12部門受賞(ノミネートされた部門ですべて受賞)を果たした。
キャッチコピーは、「迷った距離1万キロ、探した時間25年、道案内はGoogle Earth」。
公開時話題になってたというのと、それ以前にこの話をテレビのドキュメンタリーで観たことがあったのですごく観たかった映画のひとつ。涙なしには観られません。
迷子になった場所で言葉が通じてたらまた違ったのかもしれないよね。同じインドでもヒンドゥー語とベンガル語が存在するなんてね。路上暮らしの子供を連れ去る人たちがいたり、利用しようとする人がいるのも悲しいなって思った。
やっと再会できたところは涙が溢れる溢れる。一目見ただけでわかるんだよね、親子だもん。地名も聞き間違いでちょっと違ってたわけで、名前も本当はシェルゥで。ここでやっと原題の意味が分かるの、ライオンって意味なんてかっこいいじゃないの!!実際の映像もあって、本当に良かった!!
最後クレジットでインドで年間行方不明になる子供の数が8万人以上って出るんだけど、そんなにたくさんいるのかと衝撃。支援を必要とする人がまだいるんだと思うと涙、涙でした。
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