評価:★★★★★
【STORY】
1926年デンマーク。風景画家のアイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)は、同じく画家の妻ゲルダ(アリシア・ヴィキャンデル)に女性モデルの代役を依頼される。その際に、自身の内面にある女性の存在を感じ取る。それ以来リリーという女性として生活していく比率が増していくアイナーは、心と体の不一致に悩むことに。当初はそんな夫の様子に困惑するゲルダだったが、次第に理解を深め……。(シネマトゥデイ)
【CAST】
エディ・レッドメイン
アリシア・ヴィカンダー
ベン・ウィショー
セバスチャン・コッホ
アンバー・ハード
マティアス・スーナールツ
etc,,,
イギリス、アメリカ合衆国、ドイツで製作された伝記映画。
メガホンを取るのは、第83回アカデミー賞の4部門で受賞した『英国王のスピーチ』などのトム・フーパー。
原作は世界初の性別適合手術を受けた人物・リリー・エルベを題材とした、デヴィッド・エバーショフによる小説『The Danish Girl』(2000年刊行、邦題『世界で初めて女性に変身した男と、その妻の愛の物語』、本作の公開に合わせて『リリーのすべて』のタイトルで再出版)である。
第88回アカデミー賞でアリシア・ヴィキャンデルが助演女優賞を受賞。
観たいなって思ってた作品でやっと観ることが出来ました。
完全な史実ベースというわけではないけど、性同一性障害が精神病と思われていた時代に理解してくれる妻がいて、それを助けてくれた先生がいたのは幸せなことだと思う。
とにかくエディ・レッドメインが綺麗で、だんだん女性に見えてくるんだよね。化粧とか仕草とか映像の美しさとか、そういうものが相まってなんでしょうけど。
犬のヴァッペも可愛くてね、ずっと耳が真横にピーンってなってるのが気になって、可愛くて仕方なかったです←
戸惑いながらも最後まで支え続けたアリシア・ヴィカンダー演じるゲルダに涙が出ました。こんなに深い愛ないよ~、こんな素敵な女性っていうか人間いるのかよ~って泣けた。
自分に正直に生きるって簡単じゃないけど、本人が幸せになれるのならいいと思うし、最後は悲しかったけどきっと“彼女”は幸せなんだろうと思ってまた泣けました。