評価：★★★☆☆
恋人の心変わりで失恋したエリザベス（ノラ・ジョーンズ）は、元恋人の家の向かいにあるカフェに出入りするようになる。毎晩、ブルーベリーパイを用意してくれるオーナー、ジェレミー（ジュード・ロウ）と話すことで、徐々に慰められていくエリザベス。しかし、どうしても終わった恋を引きずってしまう彼女は旅に出る決心をする。（シネマトゥデイ）
【CAST】
ノラ・ジョーンズ
ジュード・ロウ
デヴィッド・ストラザーン
レイチェル・ワイズ
ナタリー・ポートマン
アドリアーニ・レノックス
etc,,,
『2046』などで知られる香港の名匠ウォン・カーウァイ監督のロードムービー仕立てのラブストーリー映画。
ウォン・カーウァイ初の英語作品であり、主演はグラミー賞受賞歌手のノラ・ジョーンズ。第60回カンヌ国際映画祭のオープニング作品として上映。
ノラ・ジョーンズとジュード・ロウのキスシーンが印象的なポスターですが、実際の劇中のシーンも素敵だったぁ。
なんかブルーベリーパイが食べたくなるね。それもアメリカの本当にびっくりするくらい甘いやつ。どうしたらあんな殺人的な甘さになるのってくらい甘いけど、なんかこの映画観てたらその味が恋しくなった。
失恋したときの悲しさや切なさとかの雰囲気が画面から絶妙に伝わってきて、淡々としてるけどなんかいいなぁって。
売れの残りのブルーベリーパイの話が何ともね。「ただ選ばれなかっただけ」っていうのが恋愛に置き換えても的確すぎてね。なんか大人だなぁこの映画。
レイチェル・ワイズやナタリー・ポートマンなどすごい女優さんも出ているけどあくまでも脇役。みんないろんな思いを抱えて生きててね、そういう人たちに出会って学ぶことも大事。その中で自分の変わらない部分に気付くことも大事。
ジュード・ロウの優しい笑顔がすごい良かった。最近髪が薄くなってう～んて思ってたけどやっぱイケメンなんだね←
観るときによって感じることが変わりそうな映画だな。しんみりした夜に観るによさそうな、とりあえずなんかおしゃれな映画でしたね。
