生薬とは
【生薬とは漢方薬のことではない。
漢方薬は中国古典医学の理論に基づいて、
いくつかの生薬を組合わせた複合薬である。
生薬学は薬品学の基礎である。
薬大の講座に生薬学講座はあっても
漢方薬学講座はない。
生薬はCrudeDrug(多種の成分が入った薬)
であり、つまり「多様性」を持つことを
その特徴とする。
人体を単一成分で対応することは不可能で、
まさに「多様性」を持って初めて対応可能である。
李時珍は古典薬学書「本草綱目」に於いて
生薬を上、中、下薬の3段階に分けており
日本では、上薬(副作用がなく、
調整作用を持つアダプトゲン)は、
薬として何ひとつも認可されておらず、
生薬を学ぶ者には、大変不満とするところである。
その上、生薬は治療薬との考え方が一般的である。
それもあるが、上薬は、本質的には基礎代謝の
改善を主目的とする。
・・・・「予防は治療に勝る」ことを前提にして、
病に対するその目的とする所は「健康回復」であり、
まさに康復医学(こうふくいがく)である。
生薬は、その中心的な役割をなす。
病には大と小の問題がある。
小とは原因である。
しかし、原因を抑えても大の問題、基礎的代謝や
「微小循環系の血流改善」を前提としなければ、
健康は回復しない。
糖尿病において、血糖値のみに重きをおき
「微小循環の改善」をかえりみないことは
康復にはならない。
血糖値を下げさえすれば良いのであれば現代
医学にはインシュリンという特効薬がある。
しかし、インシュリンでは病は解決しない。
後退性疾患の特徴として、時間がたつほど悪化するのである。
つまり、予防、治療、康復医学は、一連のものであり、
このうちひとつを取上げ、さも「病に対している」と
考えることは誤りであり傲慢である。
「康復医学」はまさに第3の医学であり、
この中心をなすのは「生薬」で
あり、改善すべきは「微小循環」である。・・・・】
(引用・森昌夫先生資料)
漢方薬は中国古典医学の理論に基づいて、
いくつかの生薬を組合わせた複合薬である。
生薬学は薬品学の基礎である。
薬大の講座に生薬学講座はあっても
漢方薬学講座はない。
生薬はCrudeDrug(多種の成分が入った薬)
であり、つまり「多様性」を持つことを
その特徴とする。
人体を単一成分で対応することは不可能で、
まさに「多様性」を持って初めて対応可能である。
李時珍は古典薬学書「本草綱目」に於いて
生薬を上、中、下薬の3段階に分けており
日本では、上薬(副作用がなく、
調整作用を持つアダプトゲン)は、
薬として何ひとつも認可されておらず、
生薬を学ぶ者には、大変不満とするところである。
その上、生薬は治療薬との考え方が一般的である。
それもあるが、上薬は、本質的には基礎代謝の
改善を主目的とする。
・・・・「予防は治療に勝る」ことを前提にして、
病に対するその目的とする所は「健康回復」であり、
まさに康復医学(こうふくいがく)である。
生薬は、その中心的な役割をなす。
病には大と小の問題がある。
小とは原因である。
しかし、原因を抑えても大の問題、基礎的代謝や
「微小循環系の血流改善」を前提としなければ、
健康は回復しない。
糖尿病において、血糖値のみに重きをおき
「微小循環の改善」をかえりみないことは
康復にはならない。
血糖値を下げさえすれば良いのであれば現代
医学にはインシュリンという特効薬がある。
しかし、インシュリンでは病は解決しない。
後退性疾患の特徴として、時間がたつほど悪化するのである。
つまり、予防、治療、康復医学は、一連のものであり、
このうちひとつを取上げ、さも「病に対している」と
考えることは誤りであり傲慢である。
「康復医学」はまさに第3の医学であり、
この中心をなすのは「生薬」で
あり、改善すべきは「微小循環」である。・・・・】
(引用・森昌夫先生資料)