京都福栄堂の祇園の月歌舞伎団子 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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祇園味舌を出た後、祇園四条通りを歩いていたら、ある店の張り紙に釘づけとなったのだ。
福栄堂の祇園の月だ。
備中白小豆はわかる。
十勝小豆も当たり前だ。
問題は堀井七茗園の抹茶という言葉である。
メディアにもあまり出てこないので、ほとんどの方がご存知ないと思うが、地元宇治の茶農家や茶屋が別格だと一目を置くあの堀井七茗園なのだ。
少し前偶然に宇治の店の前を通りかかり、引き寄せられるように店内に入って女将さんに最高峰の世界一の碾茶成里乃を濃茶にして出していただいた時の衝撃が忘れられない。


丸久小山園や一保堂レベルではなく、世界一の宇治茶農家が作る抹茶である。

それがこの店の団子の表面を飾っているという。



半信半疑でその3種類の団子が一串となった歌舞伎団子を購入してみた。



そして、大阪難波行きの京阪プレミアム特急の車両の中で食べてみたのだ。



一口食べて驚いた。

こんなに風味があって味が濃く複雑な味わいの抹茶餡は初めてであった。



次回は抹茶餡だけの団子を大量にテイクアウトしたいと思う。