京の桜とニ寧坂かさぎ屋の3色おはぎ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

京都の桜は満開を迎えていた。



清水坂から二寧坂に向かう。



五重塔が手に取るようなところに見える。



二寧坂は凄い人通りだった。



そんな中ひっそりと店を構えているかさぎ屋に立ち寄った。



ここは、竹久夢二も愛した甘味処である。
渋い急須でお茶をいただいているうちに、



目当ての3色おはぎが届けられた。



粒餡と漉餡と白小豆餡のおはぎはいつ食べてもやはり美味しい。

同じ赤い小豆なのに味わいが全く違う。

粒餡など実にフレッシュなのだ。



こんな素敵な甘味処なのに観光客特に外国の方はほとんど見かけず、店内は実に静かである。

店を出たら、円山公園の方に向かったのだが、



通り道の桜も



実に美しかったのである。



こんな桜に溢れた京都の街を歩けて私は幸せだったのだ。