白金メゾンダーニのフィナンシェとガトーバスクとパンオショコラ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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日曜日の朝、白金で焼き菓子を買いに行った。



メゾンダーニである。




このお店は、ガトーバスクを始め焼き菓子の美味しさに定評がある。



その日は、フィナンシェ、2種類のガトーバスク、3種類の小さめの焼き菓子が3個ずつ入ったチキ、パンオショコラを購入した。

店頭で買う焼き菓子の賞味期限は3日だ。



家に着くまでが待ちきれず、お店の近くの白金の公園で包みの箱の蓋を開け、フィナンシェを摘んでしまう。

外側特に四隅は少し硬めでカリッとしている。

中はオランダ製の濃厚な発酵バターの風味が物凄い。

新宿伊勢丹などで売っているブルトンヌのフィナンシェが東京ではトップレベルかと思っていたらそれの遥か上だった。



もっと驚いたのは、パンオショコラの美味しさだ。

生地はシュワシュワと崩れていき、バターの風味とショコラのいい香りが爆発する。

何だこれは。

今まで名店と言われるお店のパンオショコラはいくつも食べてきたが、間違いなく今まで食べた中でもトップレベルである。



チキは親しくさせてもらっているバーカヴェルナの並木さんのところにお土産として持っていった。



こだわり限定農家の林檎のコンポートが入ったガトーバスクと



チェリーのコンフィチュールが入ったガトーバスクは家に着いてから食べたが、これらも尋常なく美味しい。



特に期間限定のガトーバスク・オ・ポムはなかなか素敵な味わいだったのだ。

この店の焼き菓子は癖になってしまいそうだ。