バーノーブルを出た後は、夜の野毛を徘徊する。
かなりディープな地域だ。
野毛たべもの横丁は残念ながら、お店がほとんど閉店したばかりのようだ。
それでも野毛の街を歩いていくと、
個性的なお店が
軒を並べている。
そんな中、ビストロアンティークという洋食店らしき店の前を通りかかる。
何と朝6時まで営業している深夜食堂ではないか。
とりあえず生ビールを注文する。
メニューを見るとハンバーグやグラタンやオムライスなど魅力的な洋食の数々が並んでいる。
そんな中直感で牛すじカレーを注文してみた。
何と届けられたカレーはブラックカレーだった。
それも戦後間も無く進駐軍がいた頃、山王ホテルなどで出されたという伝説のブラックカレーのような色合いだ。
食べてみると香り高く、軟らかい牛すじが沢山入っていた。
カレーに含まれている小さく切られた茄子がアクセントになっていた。
お腹が一杯だったので、他のものは食べられなかったが、次回はグラタンやオムライスを食べてみたい。
何を食べてもきっと美味しいと思う。
隣の店も朝9時までやっているようだし、24時間営業の店も少なくない。
関内、野毛、伊勢佐木町は面白いのだ。