三島じとっこ組合でじとっこと宮崎焼酎ひとり歩きを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

三島駅に着いた。
夕食をとる17時までに時間があるので、三島駅近辺で時間を潰せるところを探したが、15時過ぎでは休憩しているお店がほとんどで営業しているところがなかなか見つからない。
そんな中、駅から道を挟んだ向こう側に灯りがつき暖簾がかかっている店を見つけた。
東京でも見かけるチェーン店じとっこ組合だった。
店は営業していた。
ありがたい。


単なるチェーン店ではない。

宮崎の焼酎がかなり充実していた。

翡翠もあれば一番小さい酒蔵藤の露まである。

よく見ると女性醸造家古澤氏が造るひとり歩きがあるではないか。

宮崎市の現地の方に教えてもらったこの芋焼酎は華やかで上品な香りと旨味が立ち上ってくる高貴な酒だ。



ロックにしてもらったが、キレとコクのバランスやノーブルな甘みがたまらない。

今や希少価値がある焼酎でなかなか酒屋でも手に入らないと聞いた。



酒の肴は、沼津・三島のソウルフードアジフライだ。

身の厚いいい鰺を使っていた。



そして、じとっこつまり地鶏の炭火焼きである。

鳥脂を網に載せて炭火で炙るのでこんなふうに黒くなる。

変に硬くなく香り高くて美味しい。



チキン南蛮も本物だ。

肉が軟らかくて美味しいし、タルタルソースもいい。



あっという間に食べ切ってしまった。



肉巻きおにぎりもすこぶる美味しい。

肉についたタレがご飯に染み込んでいて美味かった。



そして、私が化粧室に行っている間に、店長さんがよろしかったらどうぞと賄いの椎茸肉詰めをサービスとして持ってきてくれたのだ。



他にも客はいるのに私たちのところだけ?

確かに先程宮崎の焼酎について店員さんと沢山お話ししたが…

気持ちが嬉しいのである。



その原木椎茸は指定契約農園のものらしく物凄く美味しかったのだ。

帰りにお礼をもう一度言ったら、店長さん始めスタッフ全員が気持ちよく見送ってくれた。

三島に来たら真っ先にまたこの店に来よう。