横浜中華街安記でモツとレバーのミックス盛りと三鮮粥 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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日曜日の横浜中華街は混み合っていて、メディアによく出ている有名店は行列が凄い。
謝甜記本店や謝甜記弐号店など朝のオープン時から昼時の時間帯まで凄まじい行列ができていた。
そんな中、訪れたのは台湾系の朝粥専門店安記である。



朝は10時からやっているが、朝粥に行列はできていない。

店内はほぼ満席だが、朝粥で長い行列ができることはあまりない。



私はまず生ビールを頼んだ。

朝粥だけならビールは頼まない。



ビールを頼みたくなる料理がここにはあるのだ。

もつ皿とレバー皿の合い盛りミックスだ。

ハチノスといい、レバーといい、絶妙な醤油と油の配合によって味つけされた新鮮な臓物類が極めて美味しいのだ。



朝粥は、海鮮が3つ入っている三鮮粥にした。

表面からは見えないが、中にはつぶ貝、烏賊、海老がたっぷり入っている。

安記の中華粥は、生米からじっくり炊いてトロトロになっている。



塩だけの味つけなので醤油などを入れ過ぎると味が完全に変わってしまう。

優しい味わいの朝粥はしみじみと美味しい。



そして、忘れてはならないのが焼売だ。



最近は完全予約制のコース料理のみになってしまい、完全に姿を変えてしまった向かいの海員閣のアウトローな焼売と違い、正統派の焼売だ。

この正統派の焼売は、最近雰囲気が変わってしまい写真撮影ができなくなった清風楼の焼売よりは遥かに美味しい。



肉肉しく瑞々しく程良い軟らかさで素晴らしい焼売を食べさせてくれる。

モツ皿、レバー皿、焼売は朝粥オンリーの午前中でも食べられる。

したがって、ビールが欲しくなるのだ。