水戸プラザホテルのカフェ&バー・プラザで奥久慈林檎のパンベルビューを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

今回の水戸での宿泊先は水戸プラザホテルにした。
水戸でなら誰もが知っている水戸一番のホテルである。



しかし、水戸駅からだいぶ離れた辺鄙なところにあるのに何故水戸プラザホテルが…と思っていたのだが、行ってみたらわかった。

ホテル自体が凄い造りなのである。

元々この近くは石の産地でその石を使って20年前にこのホテルを作ったという。

パリのブリストル等、ヨーロッパの石造りのホテルと同じような造りなのだ。

ホテルの敷地内の床はほとんど石造りだし

部屋内のバスルームや洗面所も大理石でできている。



またシャンデリアがいくつもあり、どれも素晴らしい。



これだけのシャンデリアや本格的な石造りの豪華なホテルは、東京では見たことがない。

日本で唯一対抗できるのは、和歌山のホテル川久くらいだろうか。



チェックイン前に少し時間があったので、アトリウムガーデンパーク内にあるカフェ&バー・プラザでお茶をいただくことにした。



まず、注文したのは特別なエステートのダージリン・セカンドフラッシュである。



当然ミルクもレモンも入れない。

香りとコクが素晴らしい。



一緒にこの時期だけしか食べられない奥久慈林檎のパンペルビューを注文した。



林檎はフレッシュなものだけではなく、コンポートにしたものも混ぜて味に変化をつけている。

奥久慈林檎は甘過ぎることなくすっきりとしたタイプの林檎だった。



パンベルビュー自体も手間をかけて美味しく作られていた。



兎にも角にもこんな凄いアトリウム内でいただくお茶はさながらヨーロッパにでもいるようで、こういう非日常的なひと時がここ水戸で過ごせるとは夢にも思わなかったのである。