足利鳥伊支店の鰻重と焼き鳥 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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足利に鰻を食べに行った。
最初鳥常に行ったが、昼のラストオーダーの時間が丁度過ぎ、炭火を落としたばかりで食べることができなかった。

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急遽頭を巡らし代案を考え、鳥伊支店に行くことにした。
以前足利一の鰻屋は鳥伊と教えられ伺ったらかなり美味しい鰻を味わえたのだが、その鳥伊本店は遥か昔に閉店してしまった。
最近鳥伊支店があると聞いて密かに気にしていたのである。

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長年の念願が叶う。
テーブル席に着き、焼き鳥と鰻重を注文した。
足利の焼き鳥は照り焼きのようになっていて表面が茶褐色である。

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独特の風味で美味しい。
鰻重も同じように醤油の効いたタレが香ばしい。

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大きさも厚みも充分で薬研堀の山椒をしっかりかけていただく。
軟らかく旨みも充分で美味しい。
この大きさで肝吸いもついて2500円は良心的だろう。

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鳥常と同じ重箱であったということはルーツが同じ鰻屋なのであろうか。

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味もどちらの店も美味しく甲乙つけがたい。
足利で鰻が食べたくなったらどちらかに行くべし。