イスラエル料理を喰らう | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

江古田のイスラエル料理店シャマイムでランチをやっていた。

三種類ある中で一番イスラエルの食文化を感じさせるファラフェルセットにしてみた。
中に切れ目がピタパンが二枚とペーストが二種類、サラダ、怪しげなハンバーグかメンチカツのようなものが食卓に届けられる。


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サラダは程よい塩加減と香辛料加減である。


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生野菜好きではない私は相当美味しくないとサラダは喜んで完食しないのだが、このお店のサラダは美味しく全ていただけた。
さて、ピタパンに目を向ける。


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フムスという名であったろうかヒヨコ豆・ニンニク・練り胡麻・オリープオイル・レモン汁を練り合わせペースト状にしたものををピタパンの内側にたっぷり塗り、


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謎のメンチカツを二つ入れ、


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怪しい緑色のペーストも少し合わせてかぶりついてみる。

この謎のメンチカツの中身は肉ではなく、その正体はニンニクをかなり効かせたヒヨコ豆とハーブをすりつぶして混ぜたものでだった。

それを素揚げしてある。


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そのままだと硬めの揚げものだがフムスなどに触れさせていくと食べやすい軟らかさになり、かなり癖になる味わいとなる。

ピタパン・ペースト・謎の生ニンニクハーブコロッケのアンサンブルはすこぶる美味しいのであった。
こんなディープな現地料理が食べられて、これで700円は安いだろう。
帰りに軽い気持ちでレジ前に置いてあったシナモンラスク200円也を買って食べてみたら、


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何とニンニクの仄かな香りが…
さすがに地中海に面した国イスラエルである。


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それもパレスチナ・ガザ地区のユダヤ人の食文化が楽しめるお店らしい。
当然現地の方が現地そのままのレシピで作っている。
香辛料も全てイスラエルから直輸入している。


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このレベルのマニアックなイスラエル料理店は日本でここだけだそうだ。
お好きな方はお試しあれ。