ル・モンサンミッシェルでガレットとクレープとシードルを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

久しぶりに目白のル・モンサンミッシェルを訪れた。

まずはサヴォアのドメーヌ・ラ・コンブが造るシニャン・ベルジュロン・アン・クリュ・ユヌ・エクセプションをアルザス風ブリニ、ロシア風のパンケーキ、ブリニ・フラマンクッシェに合わせる。


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ブリニはあのキャビアを載せるパンケーキのようなものである。


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そのブリニにトロトロの玉葱やベーコンが載せられていた。

結構ボリュームがあるがシニャンとの相性はよかったのである。
次はオーナーの友人のシェ・オリビエのオリビエシェフにスペシャルオーダーしたフランス田舎風自家製豚肉のパテとリエットの盛り合わせ(アシェット)を注文した。


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これにはシャトー・マス・ヌフのコスティエール・ドゥ・ニーム・ローヌ・パラドックスを合わせた。


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コクのあるリエットやパテとこの赤ワインとの相性もすこぶるよかったのは言うまでもない。
そして、ガレットはコンプレット・シャンピニオンをオーダーした。


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このガレットは、エメンタールチーズ、ハム、フランス産マッシュルームが載せられている。

合わせたのは、クロ・デュ・デュックのシードル・ビオロジック・ル・クロ・デ・デュックだが、


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香り高いガレットに濃縮された感じが味わえるシードルが合うことこの上なかったのである。


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デセールとしてお願いした林檎のコンポート、バニラアイスクリーム、ホイップクリーム、自家製塩バターキャラメルソースで作られた特製クレープ、メロディーには、


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シードル・デクセプション、ドメーヌ・デュポンのシードル・ドゥ・ジーヴルを合わせる。


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これ以上ない組み合わせに言葉も失う。
こういう奇跡のお店が何気なく目白の駅前にあるのは嬉しいものである。
シードルやワインの取り揃えの豊富さ、ガレットやクレープ味のレベルどれをとっても、東京ではこのお店を超えるクレープリーはないと個人的には思ってしまう。