摩天楼でアフタヌーンティーとハイティーを | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

東京のホテルのアフタヌーンティーで個人的に好みが合うのはマンダリンオリエンタルホテルと新宿のホテルパークハイアットである。
料理やお菓子のレベルはマンダリンオリエンタルホテルが抜群であろう。
パークハイアットはピークラウンジの吹き抜けの明るい空間が心地よいし、ケーキ類の質も悪くない。


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それに飲み物類をポットごと何種類頼んでも嫌な顔一つせずに持ってきてくれるところが嬉しいし、ソファ席も落ち着くのである。
その日は午後三時過ぎにホテルパークハイアットのピークラウンジに着き、ソファーに座って二人でアフタヌーンティーとスィートハイティーのセットをシェアして食べることにした。
私は最初の飲み物はダージリンにしたが、セカンドフラッシュの夏摘みと秋摘みがあったので、飲み比べるうえでもまず夏摘みをお願いした。


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セカンドフラッシュとなる夏摘みはフワッとしたふくよかな味わいで深みと広がりを感じる。
その後ポットごと替えてもらった秋摘みは爽やかでフレッシュ感を楽しむといいだろうか。
味わいの豊かさや深い味わいは夏摘みの方が遥かに上であった。
ミルクティーもアッサムとウバで味わったがここではミルクティーにするならアッサムが最適であろうか。


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アールグレーも二種類ある。
私はベルガモットの香りと風味の強い方にしてもらったが、個人的にはかなり好みであった。
アフタヌーンティーのセットはティースタンドに載せられて出される。


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飛びきり感動するものはなかったが、どの食べ物もそつがなく美味しい。


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スコーンも旬のフレーバーのものとプレーンのものを二種類別々に温めて出してくれた。


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クロテッドクリームと自家製ジャムが丁寧に作られていて美味しかった。


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ハイティーセットのケーキ達は皿に載せられてやってきた。


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ペニンシュラよりはこちらのケーキが私の好みである。


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マンダリンはさらにその上をいくが…


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これらのセットの食べ物とは別にフィンガーフードや


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プチガトーもホテルのスタッフが持ってきてくれる。


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作り置きという感じでそれほど感動を与えるものではないが、それでもはお代わり自由は何となく嬉しい。

ソファーに座ってお茶を飲んでいるうちに、いつの間にか日が落ちて、このピークラウンジ全体が夕陽に照らされるのもいいものであった。