和酒バーしもみやのこだわり | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

日本酒専門店は数多くあれど東中野しもみやほどこだわっている日本酒バーは数少ないと思う。
日本酒に詳しい方でもお店のメニューを見るとほとんど飲んだことも見たこともないお酒ばかりであろう。

今回は、まず新酒の利き酒セットを2セットお願いし、


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6種類の新酒を楽しむ。


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お通しの鰤大根がめっぽう美味しいではないか。


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あまり酒亭では目にしない玄人好みの


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美味しい酒がどんどん出てくる。


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その中でも、自分の好みにかなり近かっったのは一喜であったが、


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いずれも上等な生酒でどれもも美味しかった。


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酒の肴の前菜セットも注文してみた。


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酒呑みが喜びそうな鮭の自家製飯寿司や


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マダラの白子・カンズリ添えなどが升に入れられて出された。

どれも涙が出そうなほど素朴で真面目に作られた味わいのものばかりであった。
そして、鮪も頼んでしまう。
店主の親戚が築地の鮪の仲買人であるため価格と見合わないかなり上質の鮪がこのお店では出される。
本当は本物の中落ちが食べたかったが、残念ながら売り切れていた。
価格ではその上の鹿児島で獲れた本鮪の中トロをいただく。


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唸ってしまいそうなほど美味しい。

これを銀座の鮨屋や日本料理店で頼んだらどれくらい支払えばいいのだろう。
店主は大学で醸造学を学んだらしく大学の後輩で現在酒造りに携わっている方も少なくないらしい。
その片鱗は置いてあるチーズからも伺える。


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フランスのこだわりのチーズに合わせる日本酒ならばこれをおいて他にあるまい。
小布施ワイナリーの日本酒である。


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特にまだリリースされたばかりで巷にほとんど出回っていない生酛造り90%磨きのドメイヌソガ2010とは絶妙の相性を見せた。

このドメイヌソガ2010は化学肥料や農薬は一切使用しないで栽培した自社農場産の美山錦を100%使って作られている。


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予約をするとあの亀の尾を羽釜で炊いた白米まで食べさせてくれる。
このこだわりの和酒バーは豚の串焼き専門店大成と並んで東中野の至宝であろう。


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