見事なブリティッシュパブ 「THE ALDGATE」 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

渋谷の門を出てフラフラ歩いていたら面白そうなお店を見つけた。
看板にはブリティッシュパブ「THE ALDGATE」とある。


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お店のあるフロアーに上がって扉を開けるとそこは異国の世界であった。


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店内には板垣退助のような風貌のオーナーらしき方以外に日本人は見当たらなかった。
キャッシュオンデリバリーになっていて、まずビールを注文した。
よく見ると生ビールが20種類もある。

こんなに生ビールのサーバがある店も珍しいし、実に壮観である。


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注文したビールはOld Speckled Henとお店の名前のついたハウスエールである。
両方ともかなり美味しい。
飲みやすくバランスを追求するならOld Speckled Henだろうし、


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イギリスの小さな造り手の素朴なエールが飲みたかったらハウスエールの方を選ぶといいだろう。


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食べ物も本格的なものがたくさんある。
私がまず選んだのは牛肉のエール煮込みであるビーフ・イン・エールであった。


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ねっとりと濃厚なこの料理は田舎の肉の煮込みが好きな方にはこたえられないだろう。
私もこの味にはまってしまった。
もう一つ頼んだのは、ウェルシュスタイルのポークレバーのハンバーグ、ウェルシュ・ファゴットである。


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これは現地さながらのレシピで滅茶苦茶本格的な地方料理となっていた。
相当豚レバーが好きでないと食べられないと思う。
風味と癖がかなり強い。
私は大丈夫であったが…
このお店は偶然見つけたのだが、今まで訪れた日本のブリティッシュパブの中では一番イギリス臭かったのである。

ブリティッシュパブ好き、生エール好きは即刻訪れるべし。