ボルチーニとモリーユのリゾット | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

フォーシーズンズホテル目白のメインレストラン、イルテアトルで昼食をとった。

まずはホテルのロビーのクリスマスのオーナメントに頬が緩む。


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昼食といっても品数も多いしここでは本格的に洗練されたイタリアンが楽しめる。
まずはローラン・ペリエを頼み食事の幕が開く。


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最初は愛らしいトマトのブルスケッタがアミューズギュールとして出された。


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自家製のパンも美味しい。


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ジャガイモのパン、チーズのパン、二種類のグリッシーニなどバリエーションに富んでいて楽しい。
そして、前菜は子牛のカルパッチョ・ツナソースと本鮪のマリネ・オシェトラキャビア載せであった。
子牛のカルパッチョ・ツナソースはツナソースの主張が強くそれが気にならない私などは子牛の薄切りとのコントラストを十二分に楽しめる。


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本鮪のマリネは本鮪自体も美味しいが、サワークリームとオシェトラキャビアとねの組み合わせも心憎い。


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そして、セコンドピアットがこれまた素晴らしかった。
パスタは平打ち手打ちでサフランの香りに包まれたアンコウとパンチェッタのラグーがかけられている。


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アンコウはプリプリとして旨みがあり香り高いパンチェッタとのハーモニーも素晴らしい。
そして、もう一つが感動的な香りと味わいのポルチーニとモリーユのリゾットである。


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これは飛びきり美味しかった。
香りをこれ以上引き出せるだろうかと思ってしまうほどリゾットから上質なきのこの香りが立ち上っていた。
メインは鶏肉のコンフィと牛ロースのステーキである。
鶏肉のコンフィは皮が理想的と言っていいほどパリパリの状態で予想以上に美味しい。


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ビフティッカの方も丁寧に作られていて、味つけも余計なことをせず少量の塩を中心にして素材の旨みを生かしていた。


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このころには上等でしっとりとした赤ワインを口にしていた。


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さて、お待ちかねのドルチェは今回も全種類のラインナップを見せてくれた。
ババはナポリ風に作られていた。


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マチェドニアは以前と比べると驚くほど美味しくなっていた。


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クレーム・ブリュレもイタリアンではあるが手抜きなく上手に作っている。


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カンノーリも


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ティラミスも


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タルト類も魅力的な味わいであった。


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最後はプチ・フールをつまみ、


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カプチーノを飲みながら目白の杜と庭を眺める。


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外の景色を見ると昼下がりはとうに超え夕闇が忍び始めていたのである。