アカシアのロールキャベツ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

また郷愁に誘われて新宿アカシアに来てしまった。


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もちろんロールキャベツは2個食べるのだが、メンチカツが気になったのでそれも追加してみる。
ロールキャベツとメンチカツならば生ビールを頼まないわけにはいかないだろう。
それもこのお店にはドイツの名門イエーバーの生ビールがある。

それをジョッキで注文した。


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メンチカツが届く。
とてつもなく大きいものを上手にハスに切っている。


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ラードの香りがたまらない。
熱々を口に運び熱々と言いながらイエーバーの生ビールを口に運ぶ。


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そうこうするうちに2個入りロールキャベツが届けられる。


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この店のロールキャベツはクリームシチューのようなルゥーの中に鎮座している。
何か給食で出てきたクリームシチューの味わいで懐かしさに目がうるみそうになる。


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これにはライス以外考えられない。
パンなぞと一緒に食べてはダメである。
スプーンでシチューのごときルゥ―を掬ったままご飯をわざとルゥ―で汚して食べる。
これがたまらない。


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ロールキャベツも食べ進めていくうちに自然とキャベツの衣がはだけていって柔肌が露になるのだ。
これを見逃さずすかさず食べてしまうと美味しいのである。
どっしりとした店の外観も私は好きだ。


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今やこういう建物を探すのも難しいだろう。


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少し時が経ったらまた来てしまうと思うがいつまでもここにいてほしいものである。


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銀座ケテルがなくなってしまってから切にそう思ってしまう私であった。