究極のプレミアムアブサンとクリーク | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

久しぶりに国分寺ばあにも訪れる。
このお店よりもベルギービールを本格的に取り揃えているお店を私は知らない。
メニューの代わりにベルギービール図鑑を出してきて飲みたいものを言ってくださいというお店である。
その日もジラルダンのようなタイプをと言ったらジラルダンが4種類クリークが1種類出てきた。
そのあまり見慣れない顔のクリークを頼んでみる。


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一口飲んでみると綺麗な酸が心地よい。


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酸味の強いクリークやグーズ・ランビックが得意ではない方には別のタイプのベルギービールが出てくる。
ここのベルギービールへのこだわりは物凄いが、店主新田さんの酒へのこだわりはベルギービールにとどまらない。
マールだけで30種類くらいあり、その中には私の好きなアルベール・モローやプロヴァンスのタンビエのマールもしっかり置いてあった。


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挙げ句の果てにアブサンマニア垂涎の的であるヴェルト・スイスとアブサン・エドアーまである。


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両方とも19世紀当時の作り方をほぼ再現したプレミアムアブサンでなかなか飲むことのできない代物である。
当然のごとく私も一杯ずついただいてしまった。

好きな方に飲ませてあげたい美味しさである。


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まさにここはバッカスの楽園であろう。
ちなみに現在は店名を「ばあに」改め「たなばたや」としているのでご注意を。
もうすぐこのお店でスーパーワイン会を実施すると聞き参加メンバーに滑り込ませてもらった私であった。