みんなのパーラー 夜のメニュー | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

江古田のみんなのパーラーの夜のメニューを初めて味わいに行った。

最初の白ワインはマウレのイ・マシェリにする。


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これよりも濃厚な白ワインが後二本あったが、このワインの深さと複雑さを味わう。

そうこうしているうちに、まずはパンツァネッラが届く。

パンツァネッラはパンのサラダである。


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酸味を効かせプチフルーツトマトもたくさん入っている。
続いてパテ・ド・カンパーニュも入れてもらって肉屋盛りを注文してみる。

その皿の上は、田舎風サラミ、リエット、生ハムなどでてんこ盛りであった。

どれもワインに合ってしまうのがたまらない。


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自家製パンに塗って食べれば美味しさはひとしおであった。


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この辺からシチリアのトロッとしていて酸もきれいで果実味もしっかりしている赤ワインも加える。


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フリッコも当然外さない。
フリッコはイタリア版グラタン・ドフィノワのパンケーキのようなものであろうか。


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粗くマッシュしたポテトをパンケーキ状にして表面にパルミジャーノ・レッジャーノふりかけ焼いたものである。

ポテトコロッケやハッシュドポテトが好きな方はたまらないだろう。

食後はやはり甘いものとコーヒーと食後酒が欲しくなる。


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甘いものはラム酒と無花果のパウンドケーキを、カッフェはシェカラートのグラッパ入りを、食後酒はアルテミジアのアブサン・カプリシューズをお願いした。


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パウンドケーキはラム酒がたっぷりで嬉しい。


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バニラのアイスクリームがついてくるのもいい。

グラッパ入りシェカラートはエスプレッソをまずシェーカーで振ってショットグラスに注ぎ最後にグラッパを垂らしていた。


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クイッといきたくなるカッフェであるとともに、永遠にお代わりしたくなる危険な飲み物である。

最後にモジリアニのようにアブサンを飲んで店を後にする。


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そして、私は江古田をパリに見立て夜のしじまを徘徊するのであった。