朝から讃岐式… | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

ある午前中、新宿にいた。
10時少し過ぎだったろうか朝食を食べていなかったので、お腹は空いていたが、まだランチ時ではなくほとんどの飲食店は閉まっていた。
そんな中もしやと思いあるお店を訪れた。
東京麺通団である。
思った通りここはすでに営業していたのである。
好みうどんを注文し、本場讃岐さながらに自分の好きな天ぶらやおかずをとり会計してもらう。


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その日、お休みの友人は朝から地元香川県の銘酒悦凱陣の純米生酒を飲んでいた。

うどんはかま玉の小とざるうどんの小にした。

かま玉は和製カルボナーラのようだが、醤油で味を整えるところが卵かけご飯のようでもある。


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ざるうどんはこのお店で私が一番好きな食べ方である。


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天ぶらはうどんのつけ汁につけずに食べるのが私式であろうか。
その日の天ぷらは巨大なかき揚げと定番のちくわの磯辺揚げにした。


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かき揚げはサクッとして食べごたえがあって美味しい。
磯辺揚げは正に磯辺揚げの味わいで食べていて嬉しくなってしまう。
豚の角煮は軟らかくトロトロで半熟玉子までついているところが心憎い。
茄子の煮びたしは少し味が濃かったが食べたかったのだ。


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最後に三角形の稲荷寿司を食べる。
心休まる懐かしい味わいだった。
デザートとして素朴だが自家製の濃厚プリンを食べる。


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香川県に行かなくても行った気になれるこのお店は私にとっては魅力的だ。