清水屋本店のびっくり氷ミルク小豆 | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

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こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

目白志むらなどで見慣れてたいることもあってそんじょそこらのかき氷の大盛りにはあまり驚かない私が度肝を抜かれるかき氷に出会った。
それは群馬県太田市の清水屋本店の氷ミルク小豆である。
最初はお土産にしてもらって車の中で食べようとしたのだが、できれば店内で美味しい状態の中、食べてほしいと愛想のいい主人が真顔で私に言う。
ただし一人で食べきるのは難しいと言う。
それならばと車から家族を二人呼んで三人がかりでそのお店自慢の氷ミルク小豆とやらを待ち構えることにした。
さて、かき氷ができあがったようである。
テーブルの上に届けられた氷ミルク小豆を見て愕然とする。


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大きな皿の上にそのかき氷は器ごと載せられていた。
地元の遠藤氷店の純氷で作られたそのかき氷は小山のようになっているだけではなく、ミルクと小豆の量が物凄い。


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自慢の小豆は自家製で毎日炊いている。
それがかき氷の器にいっぱい敷き詰められ、真ん中にたっぷり詰められ、表面にたっぷり載せられるという三層構造になっていてどこをつついても美味しい小豆がたっぷり出てくるのである。
練乳も同じように三層構造で物凄い。
しかし、物凄く美味しいのである。


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氷はフワッとしていて滑らかでなかなか溶けない本物だし、自家製餡がこれまた美味しい。
お土産だとこんなに入れられないし、容器に詰め込むので氷をこんなにフワッとさせることはできないだろう。
確かにご主人の言う通りだった。
なぜこんなに凄いのかと尋ねてみるとご主人は悪戯小僧の目をしながらお客の驚く顔が見たいし、美味しかったのでまた食べに来たいと思ってほしくてこうしていると言う。
確かに一度食べてしまうと誰しも病みつきになってしまうだろう。
とにかく三人でやっと食べきったのである。

このかき氷は10月まで楽しめるらしい。
ちなみに同じ餡子を使った餡子のはみ出ている鯛焼きも


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太田焼きそばとしては異色の細麺の独特の風味の焼きそばもすこぶる美味しいのである。


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この氷ミルク小豆が500円、ちっとも小でない焼きそば肉入りの小が300円、餡子はみ出し鯛焼きが一匹120円である。

太田駅から少し遠いが、こういうのが好きな方はお試しあれ。