イル・テアトルのサルティンボッカ | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

ホテルフォーシーズンズ内のリストランテ・イル・テアトルで食事をとった。
最初の飲み物はシャンパーニュそれもローラン・ペリエ・ブリュにする。


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アミューズ・ブッシュは自家製有機野菜のゼリー寄せだった。


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爽やかで自然の味わいが楽しめる。

自家製パンも色とりどりでどれも美味しい。


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前菜はヤリイカにナスのカポナータを詰めた物にした。


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ヤリイカの上には鱒の卵が載せられている。
凛とした味わいでいかにも夏の前菜としてふさわしい一皿であった。

これにはパーラの造るサルデーニャ州の白ワインエンテマーリを合わせる。

もう一つの前菜、ローストした仔牛のカルパッチョ・ツナソースも美しい。

マグロといえばシチリアを思い出す。


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続いて第一の皿は菱形のパスタ、クアドルッチが入っている牛スネ肉と野菜のスープであった。


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このあたりから赤ワインにする。

赤ワインは土着品種の個性的だが滑らかで香りのいいカニュラーリにした。


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このブロード・ディ・オッソブーコは、肉の旨みが凝縮されていて美味しく食べ始めると止まらなくなるスープであった。

ビーツとサマートリュフのリゾットは香り高い。


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いかにも夏の爽やかなリゾットである。
第二の皿はイベリコベジョータに私の大好きなサン・ダニエーレ産生ハムを巻いたサルティン・ボッカである。


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それがグリーン・ペッパーソースを纏っている。

赤ワイン、カニュラーリとの相性が悪いわけがない。

鶏もも肉のロースト、茄子のパルミジャーナとマッシュルームのソテー添えも滋味深くしみじみと美味しい。


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ドルチェは遠慮なさらずに本当にお好きなだけと言われたので少しずつ全10種類のドルチェをいただいた。


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以前と比べると一つ一つ丁寧な作りであったし、味に切れが出ていてかなりレベルが上がっていた。
その中にはナポリ風ババや


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ホロホロとややし過ぎてた感があったがカンノーリまであった。


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最後はカプチーノを飲んで寛ぐが、お腹は既に一杯であった。


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それでもプチ・フールをつまんでしまういやしい私であった。


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