イルプルーのクロック・ムッシュとガトー・バスク | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

代官山のフランス菓子の名店イルプルーシュルラセーヌを訪れた。


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店内で美味しいものを堪能して帰ろうという魂胆であった。
店内の席に着きメニューを眺める。


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まず、目についたのはクロック・ムッシュであった。
イートイン専用のデザートの中ではスフレ・グラッセに目がいく。
最後に絶対外せないガトー・バスクも合わせて注文をお願いした。
クロック・ムッシュが届く。


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グリュエールチーズの香りがたまらない。
手作りベシャメルソースも中のハムも当然自家製のパン・ド・ミもいずれも上質である。
とてつもなく美味しいクロック・ムッシュであった。
これほど美味しいとは思ってもいなかったのである。


スフレ・グラッセはオレンジの香りが心憎い。


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オレンジピールのコンフィが表面に飾られている。
スフレ・グラッセは正にスフレ・グラッセの味わいである。
口あたりがすこぶるよく極めて滑らかで冷たすぎることがない。
最後に待ちに待ったガトー・バスクをいただく。


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一見普通の焼き菓子で美味しいとしても感動までするものとは思えないかもしれないが食べ終えてみればわかる。
中心のカスタードのような部分の黄身の風味と生地とのバランスのよさに驚かされる。


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フランス菓子好きは訪れるべし。