地上59階にあるフランス料理店にて | ジャン=ピエールの霧の中の原風景

ジャン=ピエールの霧の中の原風景

こだわりの食とお酒を味わった思い出や情報を綴ります。

サンシャイン60の地上59階にあるAUXAMIS 59(オザミ・サンカントヌフ)を昼訪れた。
早めの時間であったので、窓辺の絶好の角のスペースに案内してもらえた。
流石に素晴らしい眺めで遠くまで見渡せる。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景
風邪をひき体調がすぐれなかったので、ワイン抜きで料理を注文する。
前菜としてリエット、野菜のムース、イワシのエスカベッシェ、生ハムの盛り合わせとパテを食べる。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


野菜のムースやエスカベッシェは美味しかった。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


リエットやパテは悪くないが、リエットはもう少ししっとりしたものが好みだし、パテにはレバー分が欲しかった。


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メインは北海道牛の肩ロースのローストとブランケット・ド・ヴォーであった。
ローストビーフは綺麗なピンク色で食欲を誘う。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


肉の旨み、熟成感は程々だが軟らかくて味は悪くない。
子牛はフォンドヴォーをベースにしたソースを纏っている。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


このソースのもとのフォンドヴォーが真面目に丁寧にひかれていて美味しかった。
そして、出色だったのが、つけあわせのジャガイモのピューレである。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


予想した通りロブション式の滑らかで香り高いジャガイモのピューレであった。
デザートの盛り合わせは今ひとつではあったが、元々ワインバーとしてワインを楽しむ銀座オザミデヴァンが作ったお店なのだから、次回は体調を万全にしてワインも楽しみに訪れたいものだ。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景


アイスコーヒーを飲みながら


ジャン=ピエールの霧の中の原風景

外を眺めていたらスカイツリーも見えた。


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眺めはやはり抜群である。

夜景も美しい。


ジャン=ピエールの霧の中の原風景

夜は調子に乗っていいワインを飲んだり食べたりすると少々値が張るが、実はお店に入らなくても、お金を払ってこの一つ上の展望台に行かなくても、無料で夜景を心おきなく眺めることができるのである。

このオザミのビストロのカウンター席とイタリアンの間のフロアーは休憩席となっていて、窓際の赤と黒の丸いクッションのような席に座れば午前11時まえから午後11頃までの間いつまでも景色を堪能できるので、夜景を含め高いところからの眺望がお好きな方はお試しあれ。


ちなみにこのお店は昼は1000円、1500円で充分にデジュネが楽しめるのだからつけあわせをフレンチポテトにするなど選択を間違えなければかなりリーズナブルに感じると思う。